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『他人に銃を向けていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ』

皆さんこんにちは。
以前某マッチングアプリでマッチした女性に会話の冒頭から大喜利勝負をふっかけられ、全身全霊でその勝負に応じたものの、1日でブロックされ大敗北を喫した2回生の松本です。

先程、大喜利についてお話をしましたが僕はこう見えても無類のお笑い好きです。
普段は“笑わせる”というより“笑われる”ということが多い私ですが、実は“笑い”についてはよく考えを巡らせるタイプの人間なので、今回は“会話の中でのお笑い論”についてお話していきたいと思います。


先日、このブログで引用されたマサスプリング大学の理論について(参照:https://note.com/kutt1/n/n697affed3c07?sub_rt=share_b)、
別に興味深い論文を見つけたのでご紹介させていただきます。

“会話の中での笑い”についてマサスプリング大学は以下のような公式を発表しました。

この公式によると、“会話の中における笑い”を決定するのは、内容、キレ、テンポの3変数であるこということが分かります。
その中でも特にキレとテンポが“会話の中での”爆笑度合いを大きく作用する要素であることが式により読み取れます。このことは、どれだけ内容が面白くてもキレがなく、テンポ(間)が悪ければ場を白けさせてしまう可能性が大いにあるということを示しています。しかし裏を返すと、キレ、テンポ(間)が良ければ内容の善し悪しに大きく影響されずに爆笑を生むことができます。
その例がアンジャッシュ児嶋氏の「児嶋だよ!」というツッコミです。内容は至って簡素に思えるこのツッコミですが、児嶋氏の持ち前のキレとテンポによって爆笑度の数値は高い水準を取っています。もし、このツッコミが弱々しく、間が悪く「児嶋だよぉ」となってしまえば、これほどの笑いを生むことはないでしょう。

芸能界でたまに見る静寂を利用した笑いがありますが、あれは芸能界で洗練された高等技術です。間が空いて t の値が大きくなってしまいますが、内容とキレが C ,s → ∞ と近似できるほどズバ抜けた数値を取るので爆笑を生むことができます。
お笑いに関して素人である我々が不用意にこのテクニックを真似ると悲惨になりかねないので注意しましょう。

以上より、普段の会話でおもんないとよくバカにされるそこのあなた、一般的に面白さの尺度は内容を重要視する傾向にありますが、この理論によるとキレとテンポを磨けばある程度の笑いは担保されます。
我々の記憶に強烈に灼きつく爆笑は、内容、キレ、テンポの3変数が高い水準になって初めて起こる事象なのです。
テンポとキレについて研鑽を積むことが、“会話の中での笑い”において、おもんないキャラを脱却する必要条件なのです。

【注釈】
テンポについて、t ≧ 0.1 は医学的根拠に基づく定義域です。
人間は音を聞いて体を動かすまでに最低0.1秒のラグがあると言われています。陸上競技においては、スタート合図から0.1秒以内にスタートを切ってしまうと「音を聞く前にスタートした」と判断され、フライングとなってしまいます。
本理論においても、相手の発話から0.1秒以内にツッコミをしてしまうと「相手の発話を聞く前にツッコミをした」と判断されしまい、“会話の中での笑い”という条件から外れてしまうため、定義できなくなってしまいます。



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ところで、私には好きな言葉があります。
それは

『他人に銃を向けていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ』

という言葉です。
この言葉から、自分のとった行動の責任は全て自分で請け負うという生き様が感じられて、強く心に響きました。
最後に、この言葉をお借りしてこのブログを締めくくらせて頂きます。

『他人を煽っていいのは他人に煽られる覚悟のある奴だけだ』

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