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今が一番若い

 皆さんこんにちは。三回生の灘です。年中言っているような気がしますが最近時間が経つのが本当に早いです。ついこないだ大学生になったばかりだと思っていたのに気づけば3回の11月です。皆さん気を付けましょう。

 さて、今回はこのことに関連した話をしましょう。

 僕がここ2年くらい思っていることとして、今しかできないことをしたい、ということがあります。今が一番若いのだから、今しかできないことをやっておこうという考えです。自分が今日できていたことが10年20年後にはできなくなっているかもしれません。過去を振り返っても、5年前できていたのに今はできない、みたいなことが僕にはあります。これは自分の能力に関する話に限りません。高校時代の思い出のお店が閉店してしまった、みたいな外の環境に関するものもそうです。「推しは推せるときに―」とよく言いますが、これも似たような話です。将来推せなくなったとき、自分が「あれだけやったんだから」と満足しているのか「もっとこうしておけば」と後悔しているのかでは人生の幸福度に差が出るのではないか、と考えています。

 そういう意味では、僕が昨年の夏に行った日本縦断はなかなか有意義なものだったように思います。部活の貴重なまとまったオフを丸々2週間使って朝から晩まで移動、お金がないからネットカフェに宿泊、バス代がもったいないから何キロも歩く、食事はスーパーの割引弁当、みたいな生活は将来老人になって体力が落ちたころにはできないものだったと思います。

 よく、地方に行ったのにスーパーの安いのばっかり食べてないでその土地の名物を、みたいなことを言われますが、その土地のおいしいものを食べることは正直いつでもできることだと思いますし、それこそ老人になってもできることだと思います。おいしいものを食べるお金があるのならそのお金を今しかできないことに使っておき、この経験を将来に生かすのがいいのではないか、というのが自分の考えです。今が一番若い故、経験することに時間とお金を使っていけば先の長い人生にプラスになるのではないかと思います。また、この考えは今だけに適用されるものではなく、将来歳をとってもその時にしかできないことはあるはずなので、その時にはまた今が一番若いと考えて行動すればいいと思います。

 大切なのは大学生という不思議な期間を適当に過ごすことは絶対に避けなければならない、ということです。3回の11月から大学生活を振り返って、適当に過ごしてしまった、と感じる場面がいくつも思い浮かびます。今からでも遅くないものもありますが、もう時間的に難しいものも多いです。3年前に気づいておけば違う人生を歩んでいたかと思うと何とも言えない気持ちになります。ただ過去を振り返っても大して意味がないので、先のことを考えます。自分にできることは今の環境を最大限生かすことしかありません。今しかできないことは今やりましょう。気づけばもうこんな歳になってしまいました。

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