人生フルバコリ
こんにちは。京大硬式テニス部二回生の有本です。テストが終わった開放感に浸りながら、ノートを書こうと思います。
一回生の樫山君がノートで、人生とテニスは繋がっていて、人生でバコれないやつはテニスでもバコれない、と言っていました。その通りだと思います。
僕は、東大戦、七大戦とダメダメだったので、人生でバコろうと思い、系登録を控えた二回生前期のテストでバコッてみました。結果は惨敗です。惨敗どころか、不戦敗のものもいくつかありました。京都大学さん、ごめんなさい。しかも、初バコりのため、中途半端にバコッてしまい、テスト勉強もテニスもしないという謎の2週間が生まれてしまいました。もっとバコればよかったのでしょうか。
思えば、太陽を筆頭に、バコラーはみな留年を経験しています。やはり、留年するくらいバコったほうがいいのでしょうか。
一瞬留年の道が頭によぎりましたが、留年は、両親が唯一禁止していることであり、僕的にも人生において普通にアウトだと思うので、これからも中途半端にバコることにします。テニスも、中途半端にバコるくらいがちょうどよかったりするし。
バコラー=留年という、完成された理論の唯一の反例がかいちさんです。かいちさんは、あんなになりふり構わずバコっているのに、三回生で必要な単位を取り切っています。実は根は真面目なのです。そんなかいちさんに、何故あんなにバコれるのか聞いたところ、「俺これしか出来ひんねん!」と返されました。まさかのただの実力不足でした。この理論は、繋げても勝てるのにバコっている人を対象としたものなので、かいちさんは選考漏れです。申し訳ありません。
そんなかいちさんも、実は、今まで浪人も留年もしなかったのは全てフリで、院試で大バコりをカマしてくれるのだと信じています。
真のバコラーと化すかいちさんに負けじと、リーグまでの1ヶ月、夏休みを全て捨て、みんなでテニスを頑張りましょう。