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昇格決定戦2週間前。
ある方に、
「きさくんに対する不満が噴出している。」
こう言われてから1週間が経った。
そして運命の昇格決定戦まで2週間を切った。
監督やコーチとが文句を言われやすい立場だというのは、これまでのサッカー人生で学んできたことで、既に経験済みだったが自分が当事者に立たされると想像以上にきついことに気が付いた。
「きさくんに対する不満が噴出している。」
この真意を聞いても詳しくは教えてもらえなかったので、尚更にきつかったし、選手全員がどういう思っているのか気になりながら1週間行動した。
ただ、自分のようなまだ何者でもない人間がコーチ兼選手をしていることで文句が出るのは当たり前だし、気になるというよりかは申し訳なさが勝り、やる気と空虚さの間でこの1週間戦った。
自分のメンタルの弱さゆえであるが、この1週間ほどサッカーや人生に身が入っていなかったことは、自我が芽生えてから1度もない。
そんな時に救ってくれたのが、チームメイトである後輩達やミノさん、監督からの些細なメッセージや言葉だった。
名前を出すと誤解が生まれそうだから出さない。
しょーもない短い動画を送ってくれたりとか、練習や試合会場に向かう車内でしょーもない会話してくれたりとか、サウナ行こうと言ってくれたりとか、かなり救われた。
星稜繋がりで言うと、Edoの練習に参加してくれた高校の先輩である置田くんにも、カラオケに付き合ってくれた巨人の拓にも救われた。
そして、高校の同級生が所属する対決、南葛vs品川にも刺激を受けた。
家族や友達、自分が生きていることに感謝したい。
ただ今の自分は周りに生かしてもらっているだけに過ぎない。
生かされているだけの自分から、生きて、人を生かしてあげられる人間になりたい。
話がだいぶ逸れたので、元に戻す。
昇格決定戦まで残り2週間を切った。
去年の12月にセレクションをして、そこからコロナの影響でトレーニング中断などもありながらここまで積み重ねてきたものも、負けてしまうと全てが無に帰す。
慣れない土のグラウンド、得体が知れない相手、どのカテゴリーでも決定戦などは非常に難しいなど、言い訳をすることは簡単だが、10年後にJ1優勝してスタジアムで乾杯しなければいけない。
過信するわけではないが、選手、ファミリーを信じているし、ここまで積み重ねてきたプロセスも信じている。
残り2週間弱、試合後に言い訳となる材料を一切取り除いていく。
積み重ねることは難しくても、崩壊は一瞬。
良い準備をする。
僕は今後、Edoとどのような関わり方になるか分からない。
ただ、必死にやる。
それしか無い。
最後に、Edoを支えてくださるファミリーの皆さん、こんな未熟者と現場で戦ってくれる選手達、本当にありがとうございます。
やろう。