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#愛を君に愛を僕に公演1周年 おめでとう!感想と分析

チームS 「愛を君に、愛を僕に」公演1周年おめでとうございます!
私を劇場に向かわせてくれた、思い入れの深い公演です!
まとまってないですが、ここまで見てきて感じることと、曲の分析みたいなものを色々マニアックに書いて語っていきたいと思います。


これまでの観覧歴
・2022年7月2日 I列4番 そのときの感想↓

・2023年3月7日 B列16番(2列目!コール解禁!)
・2023年5月19日 F列11番(センター、E列から1段高くなってる)
DMMでは全部見てます!

全体を通してのポイント

時間と空間の壮大さ

何か大きなものを見たなという感覚になりますが、おそらく時間と空間の幅がすごく大きいからだと思います。
海、宇宙、星、空、嵐、水平線、地平。自然のものがたくさん出てきます。
「昇る朝日に背を向け」「日が昇る」「昇る朝日吸い込んで」・・・日昇りすぎでは?「星を辿って」「星も眠る深い夜空に」「ふたり流星を探したあの日」・・・星もよく出てきます。

時の流れも感じさせます。すごい昔(文字も言葉も持たない頃)から未来(仮想もリアルな時代)まで時間の幅がすごいです。

この壮大な感じが充実感を増させてくれる気がします。

「愛」より「夢」

円陣で、ラブ(愛)、ドリーム(夢)、シャイン(光)
と言ってますが、この3つがキーワードで、実は特に夢がポイントになってます。
「夢という光」
「夢見る挑戦者」「待ち望んでた夢は」
「めくるめく 夢心地」「めくるめく 夢うつつ」
「夢を見れば 見上げた空が」
「夢でも会いたいけれども眠れない」
「夢を追いかけてどこか遠くへ行っちゃった日」
「無我夢中のせいさ」
「まぶしい翼 夢に見た」「誰も止められない夢は」「まどろむDay dream」
「叶わなかった夢捨てないで」「マイ・ドリーム」

これだけ出てくるのすごいですよね!

まとまりがある

この曲のここと、その曲のここが同じ言葉だとか、
こことそこが似てるみたいな歌詞のつながりを視覚的に作りたいという願望があります。いつかやってみます。

曲ごとに

M1 愛を君に、愛を僕に

幕が開いた瞬間から最高潮なのがとても良いです。
MVも最高です。
ピンクと青の衣装も最高です。コートなのに肩が出てて。

M2 LIVE MASTER

初期はそれほど刺さらなかったのですが、この半年でぐっと好きになってる曲です。
アイドルやりたい!歌って踊るの楽しい!という気持ちが前面(全面)に出ていて、完璧です。キラキラしてます。
歩南ちゃんが、『ずぶ濡れSKE48 チームSver』の中で、この曲の手を振るところでファンを掴もうと頑張っていると言っていました。私もこの曲でレスをもらうことを覚えました。

この曲は、同じようにアイドルやステージの喜びを歌った『初日』『Dreamin' girls』『おまたせset list』あたりと違って、苦悩や辛さといった陰りが見えません。真剣なレッスン風景とか大好きではありますが、曲としては爽やかな方が好みです。2番に「少しくらいだったらサクリファイス(=犠牲にする)したっていいよ」と出てきますが、ここも含め、この曲を本心で歌ってると思える限り、SKEは大丈夫だと思います。
この曲で目を惹くのはキラキラゆづぽです。

M3 旅立てジャック

腰が低い。立ったり座ったり大変。
イラつく、ムカつく、みたいな言葉遊びが楽しいです。

M4 SURFな最近

めちゃくちゃ笑顔でパフォーマンスしてますが、歌詞はそうでもないという。
ジャックで「地平をめざして」、SURFで「水平線をめざして進むけど」。
旅立ったのはいいけども、色々あるし、なあなあになっちゃう時もあるよね、流されちゃうときもあるよね、って歌なのでしょうか。「仕方ない」は『マイ・ドリーム』の伏線。
サーフィン知識がないので、カレント(=離岸流)というのはこの歌で知ったのですが、カレントには現在の、とか流行の、といった意味もあるらしく、結構深い意味があるんじゃないかと考え中です。

女性がサーフィンするのは色々と大変さもあるようです。
学校の課題でこの本を読みました。

ダンスが好きです。間奏の一連のダンス、足音が揃っててとても気持ちがいいです。

ユニットは、世界観のメリハリがすごいです。

M5 恋せよ乙女、エクスプロージョン!

あなんちゃん最高。ゆうゆ最高。
エクスプロージョンの意味は爆発だそうです。
メッセージ性はそんなにないですが、女の子に勇気を与えますね。
ピンクと水色の対比と、ビニール製の光沢のあるベストがかわいいです。
3連Mixとコール合戦がとても楽しいです。

歩南ちゃんへ。SKEに来てくれてありがとう。素敵なパフォーマンスをありがとう。

M6 流星

2拍2拍4拍の音階がベースにずっと流れてるのが、劇場だとよく聞こえます。そして、はんぱない集中力で、まっすぐ前を見て、ピリッとした空気を作っています。
最近はみくるんが流星をやってますが、音程がぶれなくてとても上手です。みくるん、ユニット制覇1番乗りしそう、してほしいです。そして称えたい。

M7 嵐からの隠れ場所

この曲どういう主題だと思いますか?私は『僕の太陽』に似た感じだと思ってたのですが、「重い女の歌」みたいなツイートを見たことがあり考えさせられました。
昨日聞いたという「悪い噂」を、ネットデマみたいに捉えるか、浮気系と捉えるかによるのかな。
黒髪厨ではないですが、成人しても黒髪を貫いている8期のるーちゃん、まりんちゃん、ゆづぽ、この曲でないですがよこにゃん、には感謝しないとなと思いました。(ゆづぽはインナーカラー入れたいらしい。それも見たい。)
イントロと同じメロディーが「I'm lonly you are with me」のところで流れてるのが好きです。

M8 Fly me to the universe

前の曲からガラッと世界観が変わるのがすごいです。壮大な世界観、宇宙観にひたることができます。
先日はなーやんがすごくよく見えるところに座ってたので、ずっと見ていることができました。体の使い方がとてもうまいです。柔らかさなのかな。
全身を大きく使うダンスは、とても疲れると思います。ひめたんとみよまるが圧倒的高身長、よこにゃんが普通、なーやんが小さいのですが、身長差を感じさせないのがいいです。
「僕らは裸足で生まれてきた」「重力はいつも誰にだってFLAT」目の付け所がすごい。なるほど、確かに。いやでも、重力って宇宙に行ったら変わるんだっけか。

M9 恋するつぼみ

この公演でこの曲だけとても現実的で具体的なので、スパイスになってます。出会ってひとめぼれして、恋して、お付き合いに発展するかしないかのドキドキ。
「夢でも会いたいけれども眠れない」がこの公演でいちばん好きな歌詞です。
ドキュメンタリーでCRE8BOYさんが「この曲といえば何っていうのをファンに想起させるようにひとつ作って欲しい」みたいなことを言っていて、困り顔を定着させたあゆかちゃんは素晴らしいです。

ももたんの花が咲きました。ももたんも本当にありがとう。

M10 小悪魔ブルーベリー

ブルベとブルーベリーで韻を踏むのすごいです。
「ブルベ」はもちろん、「キュン」も令和ワードなんですよね。新公演であることを感じさせる曲です。そしてこのイマドキ感が、センターのみよまるに似合うのです。モデルさんで、メイクとか詳しいでしょうし。
「SNSで見つけたお気に入りカフェ」解像度がぐっとあがります。
「今日のため ネイルもしたし 服もあなた好みに メイクは少し」
気合い入れて濃いメイクをしていくんじゃなくて、相手の好みに合わせてだと思いますが控えめメイクでいくというのが良いですよね。あざといというか、でも良い彼なんだろうなあ。

M11 LOVE RENOVATION

恋するつぼみに次いでリアリティのある曲だと思います。
「夢を追いかけてどこか遠くへ行っちゃった日」は何歳頃でしょうか?
「懐かしい遠い記憶 並んで歩いた 大きな背中」とあるので、おそらく男女の体格差が出てくる時期までは一緒にいたということなので、高校からどこかに行ってしまって、大学で自分も「都会」に出て見かけたというイメージでしょうか。

ふきとばされるようなダンスがあって、ひなのちゃんの体幹の強さを感じます。間奏からの「もう会えないかもしれないから」からの間奏、大好きです。

M12 青春Growing

制服で青春なのに、近未来を思わせる不思議な曲です。
「時空を超えて乾杯しよう」どういうことなんでしょう?
「仮想もリアルな時代」これはAIとかを思っていいのかな?

「いつだってあわよくば欲張っていたいんだ」が好きです。あわよくばって何か良いです。

何十回ハイハイハイハイ何百回ハイハイハイハイ 青春Growing 
全部コールしちゃってるけど、これがいちばん楽しい気がします。

M13 ともだち

ピアノのイントロがとてもきれいです。弾けるようになりたいなあ。
あゆかぴょんセンターで、つぼみ組が良いポジションにいるから、恋するつぼみの後日談なのかなと思ったりもしています。ただ、『恋するつぼみ』は友達の兄に恋してて、こちらは友達=あの子と、あなた、と、私の話なので、違う気はしますが。

2回目に劇場で見たときに、ゆづぽがまっすぐ挑むような目をしているのが気になって仕方なかったです。「ありもしない噂話」をつぶやいたうえで「なぐさめる」という割とトリッキーなことを望む強かさを表現してるのかなあと思いました。直接話せる場でゆづぽさんに聞いてみたいけれど、ここまでの話をするには何回も通わないと難しそうなので、考察にとどめてます。

夕陽みたいなオレンジの照明が終わりの寂しさを際立たせます。
「ともだち 隠恋慕」は歌詞が天才的ですね。
「時を戻し」は願望だけど「時を進め」は実際やってるので、特殊能力があるのかな?あくまで想像の話?

M14 リとマ

アンコール一発目で馬鹿騒ぎできるのが最高です。
これもベースが良いと思います。
あまたにあり得る中から「英語で火曜日書けなかったとしても」「アメリカの首都を知らなくても」を選ばれてて面白いです。
陰キャ(ラ)、パリピ、それな、と、これも最新の曲だなあと感じます。

M15 頼りは翼だけだ

翼持ってないけど・・・ってことで良いんですよね?
14周年の時のDJ KOOさんとのコラボ、現地で見られなかったのすごく後悔してます。
ひなのちゃんが最高です。

M16 マイ・ドリーム

これは、ぬいぐるみの名前がドリームで良いんですよね?
夢を「秘めている」ので良いと言ってくれてるので、すごく前向きになれます。確かに、秘めていれば行動も変わりますね。
「だってクレーンゲームの景品だもの」「パパがつけたのを覚えているけれど パパはすっかり忘れてた」とかの歌詞が好きです。
「「仕方がない」なんて 二度と言わない」個人の夢という観点からも沁みると思いますが、世の中、仕方がないとされてしまうこと、諦めるよう強いられることがたくさんあるから、社会的な意味もあるんじゃないかと感じました。

歌がめちゃくちゃうまくなってる

高音が多い曲では、難しいなあという印象が先立つ曲もあったのですが、1年やってきてぐっと歌がうまくなって、全部純粋に楽しめるようになった気がします。だから、初期の頃に見た人、全額返金保障公演で返金を求めた人にはぜひもう一度見て欲しいのです。音源より歌がうまいです。

ひなのちゃんのソロパートの上達ぶりはすごいです。再現性もかなりあがってるし、生歌感のある生歌なので引き込まれます。歌唱力NO1決定戦に出て、小室さんの曲を歌って決勝に行く未来が見えました。CAN YOU CEREBRATE?とかどうでしょう?

他に目立つのはみよまると、よこにゃんで、歌い方を変えていて、毎回チャレンジしているように見えます。

なかちゃんの歌声が公演を締めてると思います。LOVE~の2番の「こわーくてすれ違った」とか、「青春~」の英語の裏メロとかですね。

MCが面白い

仲が良いのと面白くしよう、盛り上げようと気合いが入っているのが大きいでしょうが、MCがとても面白いです。大爆笑。MCだけ繰り返し見たりもしてます。
きみちゃんの質問コーナーが大好きです。(トーク会で伝えたら、またやるよと言ってくれました。)
あゆかぴょんとなーやん、暴走してるときもあるけれど基本的にとても優しいんです。メンバーが、ファンが、傷つかないようにフォローにまわってるのをよく見ます。優しい世界。

1周年おめでとう!

以上、長々と、読んでくれた方ありがとうございます。

これからもこの公演とチームSが大好きです!
毎日のように聞いてるし、見てるし、
何回でも見に行きたいです。感謝感謝。
リクアワも楽しみだな。