マッサージは依存性を高める、について

マッサージはクライアントの依存性を高める。
だから望ましくない。
といった話は、今でも時々見聞きします。

でもそれは、
ボールが打てないのをバットのせいにしたり
料理が下手なのを包丁のせいにするようなもの。

マッサージなど手技療法は道具のひとつであり、
道具だからこそ使い方によってどのようにもなります。
場合によっては使わないという判断が、適切であるケースももちろんあります。

要は使いこなせるのかどうなのか。
きっとトレーニングも同じではないでしょうか。

あるトレーニングをしても成績向上につながらないというのは、そのトレーニングがどうこうといつよりむしろ、段階を踏むことや適切な選択など、ふさわしい使われ方をされていないことが問題なのではないかと思います。

だから、冒頭のような話は
「自分には依存性を高めるマッサージしかできません」
と自ら語っているように私には聞こえてしまいます。

また一方で、自分の優位性を高めるために、他を意図的に下げて評価しているケースを見受けることもあります。
情報があふれている時代だからこそ、情報に振り回されない判断力が求められるのですね

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