困った勘違い

私は手技療法に興味を持って、もっぱらこればかりやってきました。
ところが時々ですが、私がテーピングなど他の方法を否定的にみていると勘違いしている同業の方がおられます。

そんなことはまったくはありませんし、お話しした覚えもありません。
「ソバが好き」イコール「パスタは嫌い」とはならないのと同じように、
「手技療法は良い」イコール「テーピングは悪い」とはならないでしょう。
身近な日常を例えにしたら当たり前のことですよね(^^)

むしろひとつのことに専念するほど、他の分野で情熱を注いでいる方に敬意を持つようになるものです。
とはいえ、誤解や曲解は世の常だから、私個人がどう思われても仕方ありません。

心配するのはそのような考えをしている方は、臨床でも安易な因果関係の結び付けや、こじつけをしている可能性があるのではないかということ。
「一事が万事」とも言いますから。

仮説が事実であるかのように説明したり、相関関係と因果関係がまぜこぜになっていたとしたら、それこそ大問題。
プロの妄想はクライアントに直接迷惑をかけます。

そうならないためには専門分野の勉強も大切ですが、日常の何気ない自分の考え方、言葉遣いや文章表現にこそ注意を払って、思い込みやこじつけを自覚するトレーニングしておくことが必要だと思います。
手間のかかることではありますが、修行は常住坐臥。
私も特に家族に対しては、ついつい甘くなってよくツッコまれるので気をつけます💦

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