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敏感すぎるのは能力?障害?

いつもカードで現金を下ろしているので、何に使ったのか、どのくらい残っているのか把握していないですが、最近久しぶりに通帳を持ち出して残高照会したら…Oh⁉️身に覚えのないかなりの金額の引き出しが…!詐欺か⁉️FBIの陰謀か⁉️情報漏洩か⁉️銀行の法外の手数料請求か⁉️一瞬のうちに、巨大企業や反社会組織を疑い始め、すぐさまスマホを取り出してピポピポパポ‼️と問い合わせをしました。利用履歴を検索したところ、超身に覚えのある買い物履歴だらけでした。しっかり管理してくれていました。ごめんなさい。そんなせっかちなたくです。

☆超聞こえる先生

この世界は実に広く、耳の聞こえない方がいれば反対も然り、超聞こえる方もいます。友達の通っていた学校に超聞こえる先生がいたそうです。いわゆる聴覚過敏というものです。でも聞こえること自体がイメージしにくい私にとっては「???」でしたが、数値で言い表すと-30dB…。身近な例でいうとサウナの中とロシアの極冬くらいの違いでしょうか。その先生曰く、超聞こえすぎて疲れる。ということだそうです。50人くらい座れる広い会議室で、その先生(耳栓付き)とは逆の位置に座ってシャーペンをシャカシャカ振っていると「うるさい!」と注意されたみたいです。普段は耳栓で塞いでいるらしいのですが、それでもかなり大きく聞こえて体調を崩すほどの苦痛を感じると述べていました。

☆聴覚過敏って特殊能力か?単に不便か?

幼少期から音楽に親しみ、絶対音感を獲得した方もいらっしゃいますが、聞き分けが優れている程度で、聴覚過敏は更に広範囲かつ精密に聞こえるのだと音楽の先生から話を聞きました。鯨のように広大な海でコミュニケーションをとる動物もいれば、こうもりや蛾などヒトの可聴範囲とされる音以外も聞こえる動物も存在しているので、そういった能力を併せ持った人間がいてもおかしくないですね。私から見たら聞こえること自体が不思議なのにより聞こえるなんてもっと想像しにくい世界なのですが、たぶん超能力と言われても差し支えないほどすごいものかなと勝手に想像しています。本人は何が何でも耳に入ってしまうから苦労でしかないのかもしれませんが…?

☆感覚過敏の苦しさ、凄さ

聴覚過敏だけではなく、嗅覚、触角、色覚など全体に及ぶいろいろな過敏が存在しています。ブログ上に書かれているそれぞれの悩みは異なっていましたが、「どうしても過敏さが仇になって広い選択ができない」という面では共通していました。断言はできませんが…逆に言えば、誰もが持っているわけではないその過敏さが誰にも知らない世界を開拓したり、新たなものを生み出す大きな武器になったりするのかもしれません。例えば、色覚が異常に優れている少女が描く世界がこちら。初めて見た時、こんな色彩鮮やかな絵を描けるのかと震えました。

私たちは聴覚に頼らない方法で会話をしているので、聴覚過敏の方と声を用いないで会話が出来たらお互いストレスが減るんじゃないかなーと考えたりもしています。欠落、鋭敏…対極的な関係のように見えますが、実際はパズルみたいに意外とマッチングする関係だったら面白いですね。

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