場面緘黙症ってなんですか?
今日はある、お菓子工房の紹介をしつつ、場面緘黙症について話をしたいと思います。
こんにちは、くつばこ+のうたです。もう一つのサークルで、日本手話を勉強し始めた同級生がいます。うた自身、1日であきらめた日本手話ですが、できるようになったら習いたいですね笑。
☆みいちゃんのお菓子工房
みいちゃんのお菓子工房って聞いたことありますか?テレビとか、ネットニュースなどで取り上げられることが時々あるので、聞いたことある人もいるかもしれません。滋賀県にあるお菓子工房で、場面緘黙症の中学生がパティシエをしています。結構おいしいらしいですよ。
☆場面緘黙症ってなに?
自閉症スペクトラム障害(ASD)の一つの症状として、場面緘黙症があります。しかし、ASDでなくても場面緘黙症のような症状が出ることもあるみたいです。簡単に説明すると、リラックスできるような場所では流暢に話せるけど、緊張するような場所などの特定の場所では話せなくなっちゃう、という症状です。5歳くらいまでに発症することが多く、それより後に発症するときは、いじめられたなどの経験が影響していることが多いみたいです。ちなみに、選択制緘黙とも言われるようです。
☆気が付かれにくい
場面緘黙症は気が付かれにくい障害であるといわれます。確かに、目が見えないとかに比べて、家では問題なく喋れていることもあり、気づく場面が少ない気がします。そして、気づいたとしても、恥ずかしがり屋とされて終わることも多そうです。もちろん、みいちゃんのように全くしゃべれなくなっちゃうとか、動くこともできなくなっちゃうとなれば話は別ですけど。発言できない程度だと、親や学校の先生も気づきにくいだろうなと思います。
☆大事なことは話すことを強要しない
場面緘黙症の人と接するときに大事なことは、話すように強制しないことです。話さないことを理由に叱るとか、押し付けるとかはもちろんのこと、喋ってくれない?と何度も言ったりすることもよくないそうです。話すことを強制されると、緊張する場所であると学習されて、逆効果になるようです。話さなきゃと、緊張することも要因の一つです。不安を理解しつつ、取り除くようなことができるといいですね。まずは、専門家に行くように促せる人に促してもらうのも良いかもしれません。
ということで、今日はみいちゃんのお菓子工房から派生して、場面緘黙症を紹介しました。うたは、基本的におしゃべりなので対極にいますけど、性格によるところとの区別は難しいなと思いました。サークルの話し合いなどの場面で、喋ってない人に〇〇さんはどう思う?って聞くのはよくない可能性もあるなと思いました。(が、多分やり続ける気がします)