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鉄道の車椅子スペース、増やせばいい?

こんにちは、くつばこ+のうたです。せんが前に紹介していた、『そして、バトンは渡された』を見てきました。普段、あまり映画館で映画を見ないのは、1倍速で見るのが億劫っていうこともありますが、ゆったりとした気分で見るのも、時々ならありだなって思いました。

☆電車の車椅子用のスペースはまちまち?

電車に乗ってると座席がない場所がありますよね。だいたい車両の端の3席がなくなっていて、車椅子用のスペース(フリースペース)になっています。でも、車椅子用のスペースって統一されてなかったりしませんか?特に、相互直通運転というように、私鉄と地下鉄が乗り入れてるような路線では、全然統一されていないこともあります。例えば、東工大の近くにも走っている東横線。基本的には、10両編成なら2両目と9両目、8両編成の場合は2両目と7両目の1両目や10両目に近くない側に車いすスペースがあります。しかし、東武線の車両(それなりに走ってる)は10両編成ですが、2両目と9両目のほかの車両とは反対側にあります。つまり、いつもとは違う場所にフリースペースが存在する可能性もあるわけです。

☆最近の車両は増加傾向にある

電車は導入されると数十年と基本的に使われます。だからこそ、東横線にも今年導入された車両から登場から30年以上経過している電車とさまざまあります。そして、傾向として、最近導入された電車の方が、車いすスペースが多い傾向にあります。例えば、今年導入された東京メトロの車両は全車両についているのに対し、40年前に導入された東武線の車両は10両の中に2両しか存在しません。近年では、車いすユーザー以外にも、ベビーカーユーザーにも優しいとして増えているようです。

☆フリースペースが多いと本当に優しい?

ここで少し気になるのは、本当にフリースペースが増えると人にやさしい車両になるのかということですね。フリースペースが増えるということは、座席が減るということです。つまり、座れる人が減少するわけです。基本的には1か所増えるごとに3人座れなくなります。もちろん、ほとんどの人にとって、立つより座る方が楽じゃないですか。つまり、本当に優しくなってるのかと言われるとあやしい気がします。ちょうどいい塩梅がどこなのか、それが大事な気もします。例えば西武線の新しい車両には1両のなかで3分の1くらいの場所を座席を撤去してフリースペースにしていたりしますが、本当に優しいのか少し疑問に思うこともありますね。

ということで、今日は電車のフリースペースについて話をしました。場所の統一は少しずつそろえる以外に方法はないので難しいですけど、少しずつでもそろうといいですね。せめて、次の電車がどこにフリースペースがあるのかを教えてくれるといいなって思いますね。

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