お金を貸すときはあげたと思え
お金を貸すときはあげたと思え。これはお金以外でも通じるのではないでしょうか。
こんにちは、くつばこ+のうたです。せんのnoteの本数がここ最近多くて、すごくうれしいですよね。うたにはない感性で、いろんなことを感じさせられる毎回です。
☆お金を貸すときはあげたと思え
中高生とか、大学生になると、友達に少しお金を貸す、みたいな場面が出てくることもあるでしょう、そんな時、よく言われる言葉として、「お金を貸すときはあげたと思え」っていう言葉があると思います。僕自身、お金を貸すこともたまにはありますが、返ってくると思って貸すことはないですし、何なら積極的にこの事実を忘れようと思っています。これは、もし返ってこないときに、だれだれは返してこなかったと思って、関係性が悪くなるのが嫌だからですよね。まあ、ほとんどの人は返してくれるので、関係ないといえばないのですが。
☆お金のことに限らない
しかし、返してほしいと思わず、してあげたことも忘れるくらいがちょうどいいのは、お金に限った話じゃないと思うんですよね。例えば、筆記用具を忘れた友達にボールペンを貸してあげるみたいに、個人的に助けてあげること、もちろん沢山ありますよね。これをいつまでも引きずって、恩着せがましいことを言うのはやっぱり違うと思うんですよ。してもらったら返されないと不満に思う、ってすごい面倒くさそうです。
☆障害者の悩みの一つ
障害者と言われる人が感じる生きにくさの中で、あまり気が付かれてないものがこれだと思うんですよね。つまり、助けてもらうことは多いけど、自分が役に立ってる気がしない。助けてあげる回数よりも、圧倒的に助けてもらう方が多い、みたいな。これって、健常者が思っている以上に辛いような気もします。だからこそ、障害があることを隠して生活したりするのでしょう。過剰に助けてもらうことを防ぐことで、助けてもらう回数を減らすこと、そして、自分自身でする機会を減らさないようにすること。これら2つを達成するためには必須なこと、と考えるようになるんでしょうね。
だからこそ、みんながしてあげたことを忘れるようにしていたら、こんな悩みもなくなっていくのだろうなという、理想論的なお話でした。現実には忘れられないし、された側は覚えていようとするので難しいですけどね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?