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手話を覚えたい!という方に…

くつばこ+のたくです。実家からかなり上質の蕎麦が送られてきたので早速茹でて食べました。蕎麦は文句なしのおいしさでしたが、安物のめんつゆだったので若干塩辛―い味がしました。高いものは高いもの同士組み合わせるのが一番おいしいのかな…。コンビニに鍋を持っていくとおでんを入れてくれるサービスがあるように、お蕎麦屋さんに鍋を持って行ってつゆだけもらえるのかな…。門外不出のつゆをよそ者に売る気はねえ!と硬派職人だったりするのかな…とあれこれ想像しながら麺をズーッズーッとすすいつつ…

☆新歓会の季節を終えて…

日本では4月から新学期が始まり、新しい顔ぶれがみえるたびにどことなく新しい空気になったような気がしますね。くつばこ+でも新しい方々が入ってくれました!パソコン上での顔合わせですが、ピカピカの新入生を迎えたということもあってなんだかPCのスペックが若返った気がします。ある程度年を取って若い人に囲まれると必ずと言っていいほど「若い成分を吸っちゃうわ~」というジョークが飛ぶんですが、これからは電子上でも同様の効果が得られる時代がやってくるかもしれません(笑)

☆手話は手だけを見ても上達は…しない!?

手話は「手で文章や単語を作る聴覚障害者が使う言語のようなもの」というのが一般的なイメージだと思うのですが、これまで様々な人に手話を教えてきたプロと話をしていると上達が早いタイプと遅いタイプがあるといいます。たゆまぬ努力はもちろんのこと、「如何に手だけで話していないことに気が付けるかどうか」にあるそうです。私も最近知ったことのですが、言語学分野での厳密な研究によって手話は独自の文法を持った言語であると認定されています。ただ、文法アレコレから覚え始めると挫折するのは周知の事実かと思います。(英語も文法アレコレで挫折した人はきっと多いはず)

☆表情、肩、勢いも重要

音声言語ならアクセントで「あ、今日こいつ機嫌がいいな」とか「ちょっと元気が無いな」と判断できますよね?それと同様に手話においてもアクセントが存在しており、感情を込めると表現の仕方も異なります。同じ感謝でも上司に対してだったら、ていねいに両手を使ってゆっくり「ありがとうございます」とやるのですが、友人だったら片手だけで顔と肩を揺らしながら「ありがとう」と雑にやる風に大きく変わります。特に手話の種類の中で日本語の文法とは異なる文法を持つ「日本手話」は日本語変換が難しい概念や微妙な感覚を表すこともありますのでニュアンスがより繊細になっていくため、格段に難しくなります。そういったものが存在していると考えた場合、手話は手だけしか使わないものではないとお分かりいただけたと思います。

☆相手を見る!が上達のコツ

プロの話や友人の話を聞く限り、上達の速い人は恥ずかしがらずに手話を使う人の全体を見ているように思います。初めて手話を学ぶ方は相手の顔、体を長い時間見る習慣がほとんどない方が大半だと思います。なんだか恥ずかしいし、抵抗感があって「ちょっと…」と遠慮しがちになる方も多いかもしれません。感覚的に分かりやすく説明するためにちょっと例え話をしてみましょう。欧米ではハグが当たり前ですが、日本ではハグはよほど親密な方同士でない限りやりませんよね?だからといって欧米に行ったとき、「自国ではハグは親密な人同士しかやらん!」と自国の文化を持ち込んでも相手は「O…Oh…?」と戸惑うだけだと想像できますよね。遠慮なくその文化を受け入れてスムーズにハグするのがマナーですし、その方ほど上達が早いとよく聞きます。それと同様に「視覚言語を使う別の文化を持った人の会話」と認識すればすんなり呑み込めるだろう…と私は思います。当事者からしたら一人でも多くの方が手話を覚えてくれたらこれ以上に嬉しいことはありません。

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