現在、南極上空で起きている「尋常ではない異常」が、数か月後に私たちの北半球の気温と地磁気に影響をもたらすメカニズム
現在、南極上空で起きている「尋常ではない異常」が、数か月後に私たちの北半球の気温と地磁気に影響をもたらすメカニズム - In Deep
から引用紹介させていただきます。
「成層圏突然昇温」という現象をご記憶でしょうか。文字通り、成層圏において突然気温が上昇する現象のことなんですが、ここ数年は、北半球でよくこれが起きていました。
そして、この成層圏の気温が突然上昇する現象が「北極」で起きた際には、北半球の広範囲に信じられないほどの寒波をもたらします。
その原因は、通常、北極上空を規則正しく循環している「極渦」という大変に寒冷な大気が、成層圏の気温が突然上昇する現象によって「崩壊」して、その大気が一気に北半球に拡大するのです。
この「成層圏突然昇温」という現象がですね、
「現在、南極上空で起きている」
のです。
これは大変に珍しいこと
ともかく、南極で現在この突然昇温現象が起きているのですけれど、直接的な影響としては、南半球のいくつかの国に一種、壊滅的な低温をもたらしています。
南半球の成層圏突然昇温と北半球の成層圏突然昇温は「連動する傾向」があるようです。
南半球の成層圏突然昇温が起きたあと「数か月」などで、「北半球にも成層圏突然昇温が起きる」可能性があるようなのです。
必ずということではないようですが、そうなりますと、今の夏が仮に暑いまま過ぎたとして、その後にやってくる冬などは一転して苛酷な寒波等が発生する可能性もないではないということと、
「地磁気の大きなレベル異常が北半球で発生する可能性がある」
ということ