870年前の建築材

高知県の大豊町という町に、豊楽寺(ぶらくじ)薬師堂という、国宝の建築物があります。

看板に記されている通りだとすると、建物の柱などの木材は870年前のものと思われます。
この土地は古来から林業の町です。
現在も、木こりもたくさんいますが、切り出した木材を用いて施工する建築屋さんもいます。
そのうちの1人が言いました。
「豊楽寺の薬師堂ね、あれは本当に800年以上前の木材だよ。見たら分かる。柱以外は、改築されたと思われる部分もあるけど、柱は当時のものだね。しかもしっかりしてる。本当に感心しちゃうよ」

…いやその…そのセリフを書き留めておきたかっただけです。
特にオチはありません。