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「特許ネタ」探しに使える オンライン講座「e発明塾 課題解決思考(2)」~多くの実践者の発明過程を観察し、実証済みの手法をあなたへ
楠浦です。先日、e発明塾修了者が「8,000名」を突破しました、というお話をしました。
これを機に、しばらく途切れておりました、e発明塾講座の紹介を再開します(笑
今回は、「課題解決思考(2)」です。
この講座は、2010年に学生さん向けに発明塾を開始した時から教えている
「特許を読んで、そこに書いていない課題に気づく方法」
を、体系化し、実際に指導に使っていた事例から2つ選び、教材化したものです。この
「書いてない課題」
が重要です。
「書いてある課題」
は、その発明が解決してしまっているからです。もちろん
「もっとうまく解決できる」
とか、そういう考え方もありますが、特許ネタとしては、かなり小粒になります。そうではなくて
「書かれていない課題」
「特許を出している人たちも気づいていない可能性がある課題」
に気づき、
「先回りした特許」
を取ってしまう、そういう方法です。
実際に、この講座を受講いただいた方に、目の前で実践いただくことがよくありますが、皆さん、この講座通りにやると
「当初、特許公報を読んだだけではわからなかった、新たな課題」
が、見つかります。
つい先日も、ある企業の研究者の方に実践いただいたところ、きちんと見つかりました。当初はご本人も半信半疑だったと思われますが
「新たな課題が見つかりました!」
と、めちゃくちゃ喜んでおられました。
すごーく実績がある方法ですので、こちらからしたら見つかって当たり前なのですが、まぁそれはそれとして、いつも通り、すごく喜んでもらえたことに、大変喜んでおります。
ご利用いただいた講座は
・先行技術が抱えている「隠れた」課題を見出すのに、非常に有効な方法
・一見、完成しているように見える先行技術の課題をあぶり出し、新たなテーマや権利を生み出せる方法
そういう方法を、発明塾ではもう10年以上指導しており(2020年現在)、それを教材化したものです。
弊社のオンライン講座e発明塾は、8,000人が終了しておられるという、その数字も大事ですが、その講座にもとづいて発明を目の前で創出いただく、ということも良く行っており、その結果を受けて、講座内容を細かく修正したり、補足教材を作成したりしております。
結局、教育とはそういうモノで、学習者の学習過程、あるいは、アウトプット過程を緻密に観察・測定して、教材に反映させる必要があります。
これは、私が大学時代に学習塾の英語科講師として、受験英語の教材を開発していた時から、常に心掛けてきたことです。講義して終わり、ではなく、添削課題(交換ノート形式で毎週実施)を通じて、躓きの原因を把握し、それを講義資料にフィードバックするなど、
「観察・測定」
を重視してきました。技術屋的な視点でしょうか、
「測定出来ないものは、良くならない」
と思っています。
脱線しました。
「特許ネタに困っている方」
「特許を読んでも、そこに書いてある課題しか読み取れない方」
「対抗特許をガンガン出さないといけない方」
「他社に先回りした特許を出したい方」
是非、以下講座をご利用ください。付属のワークシートを使えば、いくらでも発明は生み出せますよ。
多くの実践者の発明過程を観察し、実証済みの手法を、もっともっと、使っていただきたいなぁと。効率よく、発明・知財・特許・企画が生み出せる方法が、ちゃんとありますから。
特許ネタで悩むなんて、時間がもったいない。
開発テーマが見つからないなんて、ありえない。
特許読んでも、新しいネタが思いつかないなんて、、、、。
まだまだ語り足りませんが、今回はこの辺で。
楠浦 拝