あいつだけは本当に許せない
問題児に武器で殴られて後遺症を負ってヴァイオリンが弾けなくなった。他人の悪ふざけのせいで一瞬で弾けなくされたことが悲しくて憎くてある日ヴァイオリンを地面に叩き割った。その光景は母親のトラウマになった。そんな酷いことをした人間に大手を振って生きる資格があるのかな?賠償もせずに開き直って逆に非難してくる人間に子供を育てる資格があるのかな?あいつから負わされたこの苦しみの被害者は俺だけ。運良くあいつから被害を受けなかった、この苦しみを知らない幸運な外野がどれだけあのクズを擁護しようが、俺を攻撃しようが関係ない。あいつから負わされたこの苦しみは何よりも確実に現実として俺にだけ存在してる。俺はその苦しみから生まれる憎しみに心を支配されている。何度も1人で夜中に泣いた。何度も夢の中で問題児一家を殺した。あいつだけは本当に許せない。