塗り薬が吸収されやすい場所、されにくい場所
田舎の薬局薬剤師、楠木です💊
連続投稿15日目です!
今回は塗り薬を塗る場所によって、吸収率が違う!というお話です。
病院で塗り薬が処方されると、症状がある箇所に塗ると思うのですが、
実は、塗り薬は塗る場所によって吸収のされやすさが違うんです。
吸収が良い部位としては、頭皮や額、頬など顔の部分、脇、陰嚢があります。
また、吸収が悪い部位は足の底や手の平など角質が厚い場所になります。
病院の先生は症状がある部位によって、上記のような吸収率の違いを考慮して薬を選択、処方してくれている…はずです。笑
吸収がされやすい場所に、強い分類の薬が処方されていたりすれば薬剤師がチェックし医師に照会するケースもあります。
ここまででわかるように、塗り薬は塗る場所によって薬が選択されていることが多いため、別の部位に症状が出た時に同じ薬を塗ったりすると副作用や症状の悪化を招く可能性もあります。 また、薬自体の特性や年齢によっても吸収は変わってくるので、他の人への譲渡も避けましょう…。
塗り薬は処方時の指示を守って使用するようにしてくださいね!
楠木🌳