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ザ・コンサルタント〜アイロンかけながら観たい!掘り出し物なくだらなおもしろ映画(その2)
くだらなおもしろ映画と銘打ちましたが、これは実はそんなにくだらなくありませんでした。
結構本当に面白かった。
主演はアルマゲドンのイケメンお兄さん、ベン・アフレック。
私が高校生くらいのとき、雑誌でハリウッドのイケメン若手俳優としてグラビアになっていたかと思います。
あの頃の素敵なお兄さんも、もうこんなおじさんになっちゃったのかあ〜と思って調べたらなんと同じ年生まれ…。
なんなら私のほうが少し早く生まれてる…。
まじかあ〜憧れのお兄さんだと思ってたわ…。
ベン・アフレックが扮する主人公は、田舎で細々と会計士をやっており、農家の人の良いご夫婦に節税アドバイスなんかをしているのですが、それは世を忍ぶ仮の姿…しかしてその正体は!
ってお話です。
この設定だけでもうワクワクする〜。
冒頭に過去の回想シーンがあるのですが、誰目線の回想なのかわからなくしていたり、この少年が後の誰なのか、など、はっきりさせないようにしていて、観客に推理させつつ、段々と判明していく感じです。
まあ私の推理力が低いせいもあるのですが、最後の最後にああ!!!と驚いたりもしました。
おじさんになってしまったとはいえ、ベン・アフレックはやっぱりカッコイイ!アクションもキレキレで、アイロン片手に「きゃあ〜♡」と悲鳴をあげてしまい、夫にドン引かれました。
会計士のときのなんか冴えないカバン袈裟がけ姿とのギャップがすごくてギャップ萌え萌えでした。
まあまあシリアスなんだけど、そこまで深刻じゃない(←ここ大事)。
痛快な良い映画でした!おすすめ!
ネタバレありの私の感想は下の方に置いておきます。
この映画、ずっとホームにサムネイルが貼り付いてたのに、長いこと見てなかったんです。
こんなちょろっと開けただけで面白い作品がぽんぽん見つかるんだから、私が見てない良い作品ってものすごくたくさんあるんだろうなあ。
死ぬまでに全部見きれるかしら。無理でしょうね。
今後も適当に片っ端から見ていこうと思いました。
以下、ネタバレありの感想です。
あくまで私がこの映画から得たものはこれ、というもので、いわゆる映画評ではありません。映画語れるほどロクに映画見てないし笑
この映画を観て私の印象に残ったのは、この世の普通、ってことにこだわるのはやっぱり良くないんだなあー、ということです。
「障害」というと、何かについて平均よりも低いように思えるけれど、実は平均よりも高い場合もある。
「普通」をまんまるな球体とした場合、何かに突出して優れていると、そこだけ大きな角がニョキッと生えてるようなもの。
そういう人は、その角のせいで、社会生活の中で「普通に」円滑にコロコロ転がっていくのは難しくなるのだろう。
でももちろん、その角の部分は優れているので、そこを有意義に使えれば、人生を有利に送ることも、社会に役立つことも可能なのだろうけれど。
それに気づかず、ただただ普通ではないからと周りの人間が嘆いたり、普通であることを強要したりすると、不幸になってしまうのだろう。
主人公の妹のように、一見して明らかに普通ではないとしても、実は優れた知性の持ち主で、卓越したコンピュータスキルを持っている、なんてことも、実際にあり得るのだろうな。
私も私の家族もかなりデコボコしているので、このデコボコの使い方に工夫して、大きな武器にできるよう、よく考えて活かしていかなくちゃなーと思いました。
個人の心がけ次第では心もとないので、社会全体でも、デコボコな個性を大切にし、活かすことのできるシステムを構築できたらいいなと思います。
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![くすのき はるこ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161403436/profile_152505c6da863d818951d65e2ce628c8.jpg?width=600&crop=1:1,smart)