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アメリカの邦画(Ⓒ井筒監督)〜ホリデーオンリー

https://www.netflix.com/jp/title/81034553

リスニングのためにとにかく軽くて見やすいものをと思い選んだ映画です

とにかく下品なセリフが多かったです
これが普通の会話なのかもなーとか思いつつ、この品のなさ、差別意識とか隠してないところ、あ~たぶんこの映画は外国に売ることあまり想定してないな
マーベルみたいに全世界で莫大な収入を見込んで作ってはいなさそうだな〜と思いました

こういう映画を表す言葉、何かあった気が…
そうだ!アメリカの邦画だ!
と思い出しました
昔、井筒監督が言ってた言葉

全世界向けに、当たり障りのない安全策を取ってない分、生の生活を垣間見えるような作品になりやすくていいんじゃないかな、と思いました
等身大の物語というか

この主人公の女性が正に等身大のアラサー女性という感じでした
そんなに美人過ぎもせず、でも可愛らしくて、チャーミングな、なんていうか、女性が「私みたい!」と感情移入出来そうなキャラです
それに対する相手の男性は、女性よりもかなり素敵でした
この男性を見て、「俺みたいだ!」と思う男性はそんないないでしょう
「こいつに恋人いないとか嘘だろ?この子のためにずっとシングルでいるとか絶対ウソ!」って思いそう
この映画のターゲットは女性でしょうから当然ですね
平凡な主人公(私)が、素敵な男性になぜか愛される、というのが女性の夢ですから

まあ始めの作品紹介に映画の筋全部書いてあるので、ネタバレも何もないかなって感じです
年に何度があるイベントの際に(だけ)一緒にいてくれる相手として付き合いませんか?という
初めはビジネス的に付き合ってた二人の間に徐々に本物の恋心が芽生えて…というやつ
女性マンガに死ぬほどあるやつですね!!
どこの女性も夢見ることは一緒なんだなー

最初からガツガツ行く勇気はない、だからこれはビジネスなのよ?感情なんて何もないわ!みたいや安全策を取った上で出会いたいんですよね

結末は分かりきってる話なんですけど、お互いの気持ちが通じていく過程はやっばりきゅんきゅんしました
おばちゃんといえどきゅんきゅんはするんです!!させてくださいよひそかにきゅんきゅんくらい!!

てことで、わたしもこの作品は、リスニング対策というビジネスとして付き合いはじめたんだけど、徐々に感情が芽生えて好きになってしまいました
ありがち王道だけど、主人公は自己投影出来るし、相手の男性はとにかく良い人でセクシーだし、周りの登場人物もワイワイと盛り上げてくれます
最後のシーンは冒頭と同じクリスマスで、スタートから一周回って同じ地点の、次元が上のところに辿り着く、という、良い物語の完結の仕方もしてました

寒くなってきたこの頃、部屋で暖かくくつろぎながら、きゅんきゅんほっこり出来る素敵な映画でした!


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くすのき はるこ
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