人を救う行いが、自分も救っている。

例えば、

道に迷って困っている人が

いれば、

道案内をしてあげたり、


お年寄りが重い荷物を持って

いたら、代わって持って

あげたりなど、

困っている人がいれば、

助けてあげましょう。


日本という国は、

昔から地震や自然災害の

多い国です。


なので、お互いに助け合わ

なければ生きて行けない

国なのです。


ですが、現代では経済の発展

と共に、安全で便利な世の中

に進化してきました。


すると、幸か不幸か、

人間関係が希薄になって

しまいました。


いつの間にか、

みんながみんな忙しく、

自分のことで精一杯になり、

他人の事には無関心で

いられる様になりました。


ところが、

不幸にも、あの阪神淡路

大震災や東北大震災が発生

した際に、

みんなの気持ちが大きく

変わったのです。


阪神淡路大震災の後に、

全国から大勢のボランティア

さんが、被災者の方々を支援

するために集まったのです。


この事は後に、

日本のボランティア元年。

と呼ばれています。


ボランティアに参加した

人たちは、被災地で汗をかき

ながら、こう思ったそう

です。


被災者の方たちを励まそうと

思って来たけれど、

被災者の方々からの感謝の

言葉や笑顔に、

私たちの方が元気付け

られました。

こちらの方が、

感謝したい気持ちになり

ました。


と、多くのボランティア

さんが語っていました。


このエピソードでも分かる

ように、

誰かのために行なう行為は、

結局、自分が救われる事に

なるのです。


なので、昔から

利他の心

を、大切に育てなさい。

と言われているのです。


利他の心を身に付けるのは、

簡単ではありません。


人は、もともと

自分勝手な生きものです。

自分の欲望を満たすために

生きているのです。


それでも、

もう一方の自分は、

誰かの役に立ちたい。

世のため人のためになる

生き方をしたい。

とも思って生きています。


人の心は、実に複雑です。


話を元に戻しますが、

欲望のままに自分勝手に

生きようとすると、

争い事が絶えません。

戦争はその最たる例です。


なので、

平和や幸せを求めるならば、

利他の心

を育てることが、

他人にとっても、

自分にとっても、

最良の道なのでは

ないでしょうか。


最後までお読み頂きまして、

ありがとうございました。




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