敷居が高い店に入ってみるといい理由
写真のポーチは、新宿のバーニーズニューヨークへ初めて行った時購入したアレキサンダーマックイーンです。
もうボロッボロですが大変お気に入りで、今でもバッグの中の整頓ポーチとして現役で頑張ってくれています。
画像の通り両端が曲げられてマグネットでくっつくため、ファスナー閉めなくても中身が落ちないのが地味に良いです。
わたくしバーニーズのHOMEラインが大好きで、バーニーズライオンちゃんとフェイラーコラボは名作だと思っています。
地元にバーニーズがありませんゆえ、東京や横浜、神戸に行く際は必ず寄ります。
新宿のバーニーズ閉店してしまったんですよね。サビシイ
新宿店はワンフロアの面積がとても狭い割に店員さんの数が多く、間違えて一見さんが足を踏み入れたら最後、蛇に睨まれた蛙のようになってしまいます。
店員さんはそんなつもりまったく無いんでしょうし、何度か伺いましたがいつも朗らかに接客してくださいました。
それでも明らかに銀座バーニーズのが圧倒的に入りやすく脱出しやすい。
邪推ですが、新宿アルタのすぐ近くにあり伊勢丹新宿店より遥かにアクセス良きにも関わらず、いつ行っても閑散としていたのはその入りにくさと脱出しづらさにあったと思っています。
でも、わたくし個人的に入りにくくて脱出しづらそうなお店は大好物なんです。
その理由を述べていきます。
入りにくくて脱出しづらさ=敷居が高いとでも申しましょうか、これはファストブランドにはない。
ユニクロとかZARAとか気軽に入れて気軽に試着出来て、気に入らなければ平気で何も買わずに出て来られる。
これが出来そうもないと初めから入るのやめよ〜ってなるし、入ったとしても息が詰まり二度と来るもんかと思ったりする。
私も意外と小心者ちゃんですし、行くお店もほぼ決まっているのでエラそうなことは言えません。
新規のお店はいつもドキドキでしたが、いつからか平気になった。
その理由として以下2つ。
●店員さんは何も買わないお客さまなんてなれっこ。声かけて反応薄いなんて超なれっこ。つまり、脱出しづらいというのは自意識過剰。
●声かけられて話してみるといろんな知識を教えてくれて、メリットしかない。ワイワイ話したもん勝ち。
皮肉なことに私の経験上、店員さんと楽しく洋服の話が出来るお店ほど敷居が高い。
でもやっぱりネット通販やたくさんの人が出入りするお店には無い充実感がある。
洋服の生い立ちやブランドのこだわり、その方のコーディネートの組み方など、博識で聞いていてすごくワクワクする。
今回は何も買わなかったけどまた来たい!って思わせるチカラを持つ。
常連の店を除いて私が今まで最もそれを感じたのは、バーニーズニューヨーク新宿店と横浜店です。
接客が素晴らしくて今でも思い出すとほっこりします。
それだけに新宿店は残念ですが、本当に出会えてよかったと思っています。
お世話になりました。
六本木店が出来た……………だと?