公演前日です By団長
こんにちは〜!!お久しぶりですかね!?!?
あなたの紅蘭ちゃんです〜☆
ご挨拶はこれくらいにしまして…
明日いよいよ空想飛行計画の旗揚げ公演日ですね。楽しみです。と、同時にとても恐ろしく思います。
◇ ◇ ◇
中学、そして高校と守られて保証された環境で演劇をして参りました。その中でやんわりと抱いていた大きな夢である、『己の作った劇団で己の書き物を演じる』という夢が叶います。叶ってしまいます。
いとも簡単に?そんなことはございません!いくつもの問題を抱え進んでまいりました。
小さな非力な手で、夢という大きな重いプレゼントを持ち上げています。小さな手が7×2=14個。
どうかこのプレゼントのリボンを解いてください。プレゼントは開けられなければただの箱です。なんの価値もない。リボンを解いて初めて、その中身が宝物かゴミか決まるんです。私たちに、あなたの価値をください。
もちろん!貰ってばかりではないです。プレゼントの中身を、つまり、この『parade』をあなたに差し上げます。鐘が鳴り、靴音が響き、嬌声があがり、ネオンライトが光る。そんな。贈り物を。
◇ ◇ ◇
以前、とあるワークショップに参加した際に演出家の方がこんな感じのことを言われていました。
「何かを伝えようとしなくてもいい。ただ心にしこりを残して帰ってもらいたい」
まさにそれが私の目指す演劇です。
この劇をみて人生の教訓にしてくれ…!とか辛い時思い出してくれ…!とかは全く思いません。(というか思えないと思う…)
ただ、見てくれた人がいつか
「この気持ち、あの劇みたいだな」
ってふと思い出して懐かしんでくれたらいいんです。
瓶に詰めましょう。どこかのワンフレーズを。そしていつかそれを取りだして口にほおって咀嚼して、思い出してくださいな。
あなたの記憶に残る、ある種の"トラウマ"となっていただければ幸いです。
ではでは〜☆