第32話 デートに理科メン続々!
理科メンとは?
失恋した和塚さちには、なぜか[科学現象]が見えるようになった。自由落下、摩擦、恒常性、消化……。彼らは皆イケメンだが、単なる現象だから、事態を説明するだけ。24時間さまざまな[科学現象]にまとわりつかれ、さちは幸せになれるのか…!? 前代未聞の[科学現象]擬人化マンガ。
【理科メン第32話アフタートーク】
さち「どう、理科メンたち!?今回ばかりは誰も私を止めることはできなかったようね!」
ノンレム睡眠「まぁ電車で寝過ごすなんてこと、実際そうあるわけでもないから…」
レム睡眠「しかも朝だし」
さち「むっ!どこでも眠れる私のスキルを、あまり低く見積もらないで欲しいわね!」
屈折「くすくす。お姉さんの得意なことって、のび太くんとほぼ同じだよね」
さち「なによ、あんたカメラレンズの説明書読んでただけじゃない」
屈折「かっ、科学現象に対しての扱いがひどい!!」
消化「まさか貴女が揚げたてのチュロスをスルーできるとは…」
さち「ふふふ…我ながらよく耐えたわ!胃に何かを入れなければ、あんたの出番はないってワケよ!」
消化「(普通は朝の9時過ぎから揚げたてチュロス食べないんですけどね…)」
恒常性「はっはっはっ、いいぞ!いい成長ぶりだ!これなら安心して次回の最終回を迎えられるな!」
さち「でしょ!?……って、え、まって、最終回!?うそ、え、まって!?次、最終回なの!?」
恒常性「はっはっはっ、血圧上昇!心拍数増大!実にいい恒常性だ!」
さち「あーーーー超ドキドキしてきた!全然違う意味で!!」