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第21話 摩擦を起こす摩擦
理科メンとは?
失恋した和塚さちには、なぜか[科学現象]が見えるようになった。自由落下、摩擦、恒常性、消化……。彼らは皆イケメンだが、単なる現象だから、事態を説明するだけ。24時間さまざまな[科学現象]にまとわりつかれ、さちは幸せになれるのか…!? 前代未聞の[科学現象]擬人化マンガ。
【理科メン第21話アフタートーク】
さち「それにしても、この前東京五輪が終わったと思ったら、もう北京五輪かぁ」
屈折「夏と冬の違いがあるとはいえ、半年ぐらいしか間がないもんねぇ」
さち「みんなは夏と冬だと、どっちの五輪が好きなの?」
自由落下「冬は…あまり落下しないから…夏かな…」
さち「正直、夏もあまり落下しないけどね」
屈折「スポーツって屈折ほとんど関係ないから…役立たずだから…まぁ、どっちでもいいかな…」
さち「ハ、ハハハ…ほら、どっちも楽しめるってのはいいことじゃない!」
摩擦「相撲は夏と冬どっちでやってるんだ? あれも摩擦力が大きいと有利だから好きだぞ!」
さち「やってないわよ。普通に大相撲観なさい。年に6場所もやってるから」
摩擦「あと、嫌いな競技思い出したぞ。ドリフト!あれも摩擦係数が低いほうが有利だから許せねぇ!ドリフト反対!」
さち「もっとやってないわよ。走り屋みたいな見た目のくせに、ややこしいこと言わないの」
摩擦「いや、スケボーだってもともとはストリート発祥で、不良のやるものというマイナスイメージから脱却して競技として定着した以上、ドリフトだってわかんねぇぞ?」
さち「くっ、急な理論派発言…! ますますややこしい…!」