第18話 作用反作用の例え
理科メンとは?
失恋した和塚さちには、なぜか[科学現象]が見えるようになった。自由落下、摩擦、恒常性、消化……。彼らは皆イケメンだが、単なる現象だから、事態を説明するだけ。24時間さまざまな[科学現象]にまとわりつかれ、さちは幸せになれるのか…!? 前代未聞の[科学現象]擬人化マンガ。
【理科メン第18話アフタートーク】
さち「それにしても、また消化に会っちゃったわねー」
消化「そうですね、こんな短期間でこれだけ消化に関する解説をさせていただけるとは思いませんでした。そもそもあなたの食べ方は体への負担が大きく、その点を」
さち「あー、やめてやめて!でも科学現象ってなんだか小難しい印象しかなかったけど、こんなに食生活に影響ある現象なんだね。おかげで最近親しみが持ててきたよ」
作用反作用「・・・え?」
さち「え?」
作用反作用「いや、たしかに食生活にも関わりはあるが、全体でみれば、そんなには・・・」
消化「そうなんです。私もちょっと疑問に思ってたんですよ。あれ、また呼ばれたぞ?と・・・」
さち「え?」
作用反作用「俺たち理科メン、つまり科学現象は、日常生活に溢れているはずなんだ。それなのに消化ばかりが呼ばれるということは・・・」
消化「さちさん、あなたの日常って、ほとんど食生活に・・・」
さち「いやー!やめてええええ!!!」
STAFF
原 作/空想科学研究所+コルクラボ
科学監修/柳田理科雄
漫 画/しいたけ元帥