第28話【屈折】が邪魔をする?
理科メンとは?
失恋した和塚さちには、なぜか[科学現象]が見えるようになった。自由落下、摩擦、恒常性、消化……。彼らは皆イケメンだが、単なる現象だから、事態を説明するだけ。24時間さまざまな[科学現象]にまとわりつかれ、さちは幸せになれるのか…!? 前代未聞の[科学現象]擬人化マンガ。
【理科メン第28話アフタートーク】
さち「……まぁ映画の後半を邪魔されたのは残念だったけど、ストーリーはなんとなく想像つくからいいわ」
屈折「わ、お姉さん、意外に合理主義だね!」
さち「誰のせいだと思ってんのよ!でも、映画の途中で席を立つ人って、案外いるよね」
屈折「そうだねー、気分が悪くなったとか、トイレとかね」
さち「それ自体は仕方ないことだけど、途中で抜けて途中で戻ってくると、その間の内容が気になっちゃにそうよねー」
屈折「主要人物が2,3人死んでるかもしれないしね!」
さち「そのレベルの激しさがある映画は、そんなにないから……」
屈折「あ、そうだ!途中抜けしたときは、もういっそ次の回始まるまでトイレで待機しとくとかどう!?」
さち「待機時間、長すぎない!? あと、映画館はだいたい入れ替え制だから……」
屈折「えー、せっかくの映画なんだから、いいシーンは見逃したくないのにー!!」
さち「たったいま!君のせいで!わたしは映画後半をまるっと見れなかったんだけど!?!?」