こんなガイドブックがあったかな?「マツタキ今昔物語絵巻」発刊しました!
「マツタキ今昔物語絵巻」とはなんぞや?
それは、
静岡県でもっとも人口の少ない小さな町を、
これまでに見たことがない!
摩訶不思議な手法で紹介するNEWタイプの非公式ガイドブックである。
舞台は、静岡県伊豆半島の西海岸、松崎町。
そこで、
2017年から2018年度にかけて、
2020年開催の東京オリンピックに向けた静岡県の文化プログラムに採択され、
地域の課題にアートの手法でアプローチしてみる社会実験のようなプロジェクト として、
7人の有志の女性たちから成る松崎町「絲」conceptが、
で活動しておりました。
その時の企画の1つとして、
アーティストと協働で制作したのが、
「マツタキ今昔物語絵巻」でありました。
豊かな自然に加え、
歴史や文化を有するわが郷里の松崎町には、
従来のガイドブックには載らない様な魅惑的な物語や場所、人が溢れており、
古きものを仄暗い郷土資料館に眠らせているのではなく、
一風変わった新たな命を吹きこむことで、
現代によみがえらせようというコンセプトのもと、
町内の海山里を駆けずり回っては、
たくさんの方々のご協力を得て完成したのでした。
松崎の様で松崎でない、
マツタキという摩訶不思議な町で起こる奇妙奇天烈な森羅万象を、
町内のみで撮影された写真によるフォトコラージュと、
歴史や伝説に空想を織り込んだ物語で構成されている異色な作品。
しかし、想いが強い分、
装丁も特別のこだわりで、
仕様や制作部数から多くの方に手にとって頂くことは難しく。
松崎町「絲」concept自体も、
メンバーみな子育てに家業に仕事にと忙しく、解散となり。
実行委員長を努めており、かつ言い出しっぺの私、松本有加理が、
新たに文章も書き下ろし、
加筆修正、おnewなデザインと共に、
引き継いでいくことになりました。
それから少し時を経て、
改めてじっくりこの作品と向き合うと、
当時の活動真っ只中では拾い切れていなかったモノゴト、思いに気づき、落ち着いて文章を書きなおすなかで、
この世界に言霊というものが本当にあるならば、その様なものを少しは込められたのではないかという気がしております。
そして、
この作品には、松崎町という1つの町を通り越して、子どもたちや後世に忘れて欲しくない、大切にしてほしい想いや感受性、価値といったものが、普遍的なメッセージとして透徹して託されておるのです。
イマジネーションが開く未来。
新しいローカルの綴り方。
西伊豆ラバーな方々もそうでない方も、
空想を片手に旅をしよう!
静岡県でもっとも人口の少ない小さな町の不可思議な物語に、
ぜひ、迷い込んで頂きたい!
そして、
日本全国津々浦々、
「こんなところに置いたら面白いんじゃない?」
「こんな企画どうかしら?」などなど、
面白いご提案大歓迎です。
「マツタキ今昔物語絵巻BOOK」のご購入は、
ホーム画面右上の🏠のマークから、
online store 「空想観光案内所」へ、どうぞ!
発行日 2022年11月1日 第1刷
フォトコラージュ 行貝チヱ
テキスト 松本有加理、
松崎町「絲」concept
執筆協力 住麻紀
デザイン BACCO、daitaiGRaPHiC
書 大場加代子
原案 松崎町「絲」concept
企画、編集、発行 松本有加理
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