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2025年医師国家試験(D-Fブロック)

完全な自己満足。間違えていたらコメントでもなんでもください。


Dブロック

この問題はかなり悩ましい問題。答えは「c」。大腿骨頭壊死症の原因として最多の基礎疾患がSLEであることを考慮すれば自ずと選択できる。


shock vitalに加えてCK高値でこの皮膚の色、まさに人喰いバクテリアで「d」。


ラテックスアレルギーで「c」。不謹慎なコメントで「オカモトは使えませんね」というのがあって笑ってしまったが、本当にアナフィラキシーショックになる可能性があるので。だとしたら「a」の離職も視野にという冗談はさておいておく。


「c」一択の良い問題。


画像を見ると境界明瞭のやや均一な紅斑であり蜂窩織炎と診断できる。化膿性関節炎であればBOPの所見について記載してくるだろうし、「c」でよさそう。


10ヶ月の男児。およそ12ヶ月と考えて脈拍は130/分あたりが正常。おおむね脈拍は正常。血圧も小児にしては正常。呼吸はやや早い。酸素化は良好。全身状態良好の記載もあり。「d」。


giving way(+)、前方引き出しテスト(+)→ACL断裂。MRIではACLの連続性の途絶あり。伸展-30度と伸展制限も見られている。適切な治療は「c」であるが、急性期であれば「d」が優先されるので必ず術前リハビリは必要。その曖昧さを回避するために3ヶ月前の受傷としたのだろう。


気持的には「b」。今後も「b」の姿勢を貫いていきたい。


問題的には最悪。こんなの救急要請するなレベル。


Eブロック

⑤はさすがに骨折。これは治療が大変そう。


少し前にもこの問題が出ていたような気もする。「d」。


極めていい問題。「e」。世の中こういう医療だけでいい。


②が出てくると緊急手術の適応となるため②。


Fブロック

熱性発作の問題。輸液は必要ないし抗菌薬を投与する根拠もない。1時間後に再診を行い繰り返さないかを判断する必要がある。


これは育児をしていれば1度はぶつかる問題。「c」だけど相当ストレスがかかっている状態で「c」を言われるとブちぎれる母親が多数。「e」はフォアグラの作り方。


腰椎圧迫骨折の既往があるならば、%YAM値が80%の基準に関わらず骨粗鬆症治療は開始するべき。「a」。


膿性浸出液を認めており速やかに切開したい症例だが消毒前に創部培養を取ってその後洗浄、局所麻酔下に創部を開放し、ドレーン留置まで行きたいところ。

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