頭がおかしくなるほど好きだった人に彼女が出来た
タイトルで完結している話。
すごいかわいい女の子だった。その人が前に不倫していた相手ともNTR告白をした相手とも、周りにいるどの女とも違うピンクのふわふわな女の子だった。
衝撃過ぎて彼女の白無垢姿と彼の袴姿が頭に浮かんだ。
そうか、私じゃないのか。
衝撃から数日経ってからのんびりと痛みがやってくる。
そうか、実はまだ好きだったのか。
その事にしっくりきた。私は数年越しに彼女の登場により失恋をしたんだ。
とにかく私はその人が好きだった。もう、頭がおかしくなるほど。程というかおかしかった。今あの熱量で同じことが出来るとは思えないほど。とにかく夢中だった。
彼に近づく男性にすら嫉妬して、彼のやることなす事すべてに関与して把握していたかった。
怖かっただろうなぁ。
彼女は、とてもさりげなくそこに居て、彼との用事に二つ三つ会話をしたらさっと引いて行った。
一緒にいたくて、終電すらなくしてタクシー貧乏になった私は驚いた。
”彼と短時間で離れるという選択肢がこの世の中にある”という事に。
それが出来たら、彼の選択肢の中に入れたのかな。
一つもピンクのふわふわ要素ないけど。
数年越しにちゃんと彼に対して失恋をしたので、まだ頭が混乱している。
というか不倫しといて何を…とかなんであんたに恋人が出来て私は…という気持ちもものすごく湧いている。
noteという逃げ場があってよかった。
いつか私も恋人、出来るかなぁ。蛙化現象どうにかしたい。
ではまた、失恋の痛み感じてきます。