オタク作家は分譲マンションの夢を見るかαⅡ
閑話休題2:住宅ローンについて考えてみる
身内に不幸が起こりそうなのと、立て続けのペットロスで身心的に参っていましたが、更新しないといけないよね……ということで、閑話休題。
マンションにしても戸建てにしても、買う時にほとんどの人がお世話になるのが住宅ローン。でもって、フラット35という住宅金融公庫が貸し出してくれるものと、それぞれの銀行が貸し出してくれるものの二種類が存在する。そしてそれらはだいたい『固定金利制』と『変動金利制』に分けられている。当然、借りやすいのは変動金利制ということになるのだけど、本当にそうか? というとかなり疑問符が浮かんでくる。
ちなみに良い資料があったので見て欲しいのが、こちらの2014年のオリコンランキング。
1位はソニー銀行なのだけど、2、3位に信託銀行が続く。
ちなみに信託銀行系は利率が低くていいのだけど、中々貸してくれない事で有名な銀行である。
それなのになんでランキング高いんだ? となるわけだけど、考えてみて欲しいのは、これは顧客満足度が高いランキングであり、貸してもらえた人からの評価でしかない。貸してくれる銀行かどうかじゃないのだ。
そこを間違えると、痛い目を見るので注意しなければならない。例えば自由業者の救世主は○×銀行さんであるという噂とかね……。実際にそれを信用してローンを申し込むと、あれれ? という事になるのは、新築物件の時に話した通り。
確かに『変動金利制』は利率が(現在は)非常に安くていいのだけど、この先どうなるかが分からないのが特徴。必ず利率は上がる事が目に見えており、今後収入が増えていく人じゃないと、実は中々手を出し難い金融商品と思える。
ただでさえ収入の先行きが不透明な自由業者という人生かけたバクチを打っているわけで、さらに返済額が定期的に上がっていく『変動金利』というバクチを打つのは危険なんじゃあるまいか? そんな気がしてしまう。
というわけで、固定金利の筆頭である『フラット35』の相談会が水道橋で行われている事を知り、とりあえず行ってみることにした。
用意したものは、過去3年間の確定申告の書類。コレがないと住宅ローンは絶対に組めないので、取って置いてないよー! という事がないようにきちんと管理しておくことをお勧めする。ちなみに電子申告している人は、PDFにして保存しておくといつでも印刷して使えるので便利だよ。
さらにどの住宅を購入検討しているか? というものを示さないといけないはずなので、購入希望の物件のチラシを2、3枚持っていくことにした。
ちなみに完全予約制なので、きちんと予約してから行くこと。
朝10時くらいに行くと、開いたばかりなのか会場は空いていた。でもって色々と聞こうとしたわけだけど、あまり肝心なことは聞けなかった。というのも、住宅金融公庫が直接貸し出してくれるわけではなく、必ず窓口に楽天銀行とかSBIモーゲージとかという銀行などが入ることになっているから、相談会で出来ることは、情報収集能力がそれなりにある人ならネットで事足りてしまうことばかりのイメージがあった。おかげで、ウチの相談は、個別相談時間1時間の枠組みがあったにもかかわらず、30分もかからずに終わってしまった。
ただ、いくらの物件ならどれくらいの返済期間で、毎月の返済額はどれくらいとか色々と数字を打ち出してくれるので、想像するよりもしっかりとしたイメージが頭に浮かぶと思う。
行って損したということはないので、とりあえず行ってみるといいと思う。
Coming Soon!!
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