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夢がわからなかったワタシ。
小学生の頃、学校で「将来の夢」を考える授業があった。大人になったらどんな仕事をしたいかワクワクすることよりも、大人になったらお金を稼がなきゃいけない使命感や1人で生きることへの不安が強かった。「将来の夢」は浮かばなかった。夢というより、生きるためには稼がないといけない。稼ぐための仕事はなにか幼いながら必死で考えた。
4人兄弟の2番目に生まれたワタシ。決して裕福とは言えない生活だった。自営業だった父は、不景気の波にのまれ、サラリーマンへ転職した。母は介護ヘルパーの仕事と工場の仕事を掛け持ちし、下の兄弟2人の面倒を見るのはいつもワタシだった。両親が必死に仕事をしても、家計は潤わなかった。生きることがどれだけお金が必要か考えさせられた毎日だった。
高校生になり、本格的に「将来の夢」を考えることになった。生きるために金が必要だ。女性である程度収入がある仕事は何か、景気の波にのまれない、金になる資格はなにかを考えた結果#看護師 になることを決意した。
そして今、二次救急病院の外科病棟で働いている。看護師として働いて3年。お金や時間や選択肢を手にした今。未だに「将来の夢」や自分のやりたいことがわからない。#働くってなんだろう ワタシの人生このままでいいの?と苦しくなることがある。過去の経験に囚われている自分にハッと気づいた。
これから、少しずつ好きなことややりたいことをみつけて、やりがいや楽しさを感じる仕事をしていきたい。