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質問状についての解説・見解

先日、クシム社に対して質問状を送付しました。
この質問状は現在、クシム現経営陣が出している情報や行動に対してその意味を質問し確認するものです。
今回はこれまでの行為に対して11点列挙して質問しておりますので、これらの事実について補足・解説をいたします。
なお、質問状はこちらで公開しております。

12/28追記: 一応12/27に質問状への回答が発送されていたようです。ただ、中身に関してはほとんどが"知りません。関与してません。"に終始しており、株主名簿の流用についても知らぬ存ぜぬとしか言っておりませんでした。
のちほど特設サイトにも掲載いたします。

1. 中川会長が作成に関与したと思われる怪文書について

アクセスジャーナル誌の12/18公開の記事に下記のチャート図が「怪文書」として紹介されています。また、ヤフー掲示板などの媒体においても拡散されています。
この図は本件に関わりのない人物・企業まで名前を列挙して証拠もなく「福建マフィアと連合してマネーロンダリングやZaifの乗っ取りを行おうとしている」と吹聴するもので広範囲における名誉毀損に該当するものであり、全くの事実無根のものです。
しかしながら、この図についてはクシム、特に中川会長が作成に大きく関与したと見られています。その根拠として下記が挙げられます。

拡散されている怪文書
  1. 本図が拡散される以前に本図と見られるチャート図をクシムの複数の社員に中川会長が見せ、説明していることが判明している

  2. 2024年4月30日時点の有報では記載されていない株主がフルネームで詳細に記載されており、株主名簿を流用している

  3. 11/5の白井氏との会食に参加していないと知らない人名が使用されている(中川会長は参加していた)

本図について特に株主名簿を流用していることは大きな問題です。株主名簿は本来株主総会など会社法に基づく権利の行使・義務の履行のために使われるものです。
まかり間違っても株主の名誉を傷つけるために株主名簿を勝手に使用するなどあってはいけないことです。
中川会長・伊藤社長には株主名簿の濫用について速やかに調査し、株主や対象機関に対して説明する責任がありますし、このような個人情報の濫用を行う人物は上場会社の代表としてやはりふさわしくないと考えるのが自然です。

2. Yahoo掲示板におけるサクラアカウント

私のほうに携帯電話を新規契約し、Yahoo掲示板においてサクラ行為を行おうとしているとの情報が12月中旬に入ってきました。
その後の12/19から新規作成アカウントと見られるアカウントにより現経営陣を支持し私を非難する発言や、私を支援する発言に対して「そう思わない」を押下するケースが急に増えています。
私の方では本件クシムではなくシークエッジ関連の他の会社において、携帯電話の新規契約・サクラアカウントの開設が行われていると見ています。

3. SO発行に対する白井氏への「お礼」

今年3月にクシムおよびその子会社の役職員を対象としたストックオプションの発行が行われました。その際、中川氏から対象者に対して「(シークエッジ代表の)白井さんにお礼を言うように」との発言がありました。

私は株を持っているためか無償ではなく有償のストックオプションの付与だったのですが、白井氏にお礼を下記のように連絡しました。
(有償でかつなんの関係もないはずの白井氏にお礼を言うのは正直かなり腹に据えかねるものでした)

実際に私が送った文面

4. 11/5における中川会長による罵倒

11/5のランチミーティングのあと夕方に中川会長・伊藤社長との面談がありました。その面談では最初私の方から株主提案の話はガバナンスの改善を意図しているものであるという趣旨を説明しました。
しかしその後、中川会長は30分あまり私を罵倒し続けました。(「株主提案するのか?(机をたたきながら)なめてんのか!!甘っちょろい!!頭おかしんちゃうか!!」など)
また、この場で言われたことも支離滅裂な事項が多く、急に国家安全保障の話をし始めるなど正直彼が何を言いたいのかよくわかりませんでした。

田原くんは勉強ばかりしてきたから社会のことがよくわかっていない。
君は会社は株主=>取締役会=>従業員で成り立っていると思っているだろうけど、もっと大事なもの(シークエッジや白井氏)が世の中にはあるんだ。君はそれをわかっていない。

と言われたときには「この人とは話が通じないんだ」と強く認識しました。
中川会長は虫の居所が悪いときなど時々このように叱責することがあったので「たまにあることだ」と思って私としては冷静にいたつもりだったのですが、それなりにメンタルが傷ついていたようで、その日の夜に友人と食事に行った際には憔悴ぶりにびっくりされ、景気づけにと焼肉を奢ってもらいました。(株主提案が落ち着いたら彼にはお礼をしなければいけないです。)

5. 11/25の虚偽のIR

11/25に私の取締役解任勧告のIRがクシムより発出されました。
その内容は殆どが虚偽によって構成されていました。
本件についてはこのNoteに記載していますが要点としては下記になります。

  1. そもそも中川会長ではなくシークエッジ代表の白井氏に声をかけて食事会をした(IRの一行目から虚偽)

  2. 未公開の重要事実への言及はない

  3. 「事前調査」の人選がシークエッジ配下のネクスグループ社の社外取締役である北村弁護士と白井氏の財務アドバイザリーである田原氏(私ではないです)で構成され、会話の殆どがインサイダー調査とは無縁の内容


論点が11個と非常に多いので今回は前半の5点を解説いたしました。

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