財布の初期設定とグリッチ系風水の話
いつも財布の話してる!
はじめに
串田は死による自己と自我、意識の消滅を恐れる機械論的唯物論者でありながら、オカルティストでもあります。(魏文帝かな?)
怖い話が好きですし、おまじないや験担ぎは、文化として面白いなと思っており、機会があって他人に迷惑がかからなければ、乗ってみたいという気持ちがあります。
ですので、財布を使い始める際には「初期設定」というものをしたいと思っていました。
財布の初期設定とは?
財布の初期設定とは、財布の使い始めにまじないを施すことで、金運をアップする、というものです。オカルトジャンルとしては風水です。
風水にも2種類あります。
一つは、経験則に基づく知恵で、環境を良くしようというもの。もう一つは世界をある種のシミュレーションに見立て、パラメータをいじることを試みてそうなやつです。
後者は前者に比べクレイジーですが、私はこっち系統のほうが面白くて好きです。「この世」「物理法則」をナメてる感じがして、いい。
財布でいうと、たとえば「鞄から出して一定の場所に保管する」や「レシートを入れない」、「お札の向きをそろえる」あたりは経験則によるものです。身の回りを整頓したり、財布の中を定期的に確認することで、結果的にお金の使い方をコントロールできるようになる=金運上昇ということなのでしょう。
一方、「財布の初期設定」はというと、「『その財布が取り扱える金額』を高めに『設定する』」ことで、結果的に金運が良くなるというものです。
本来マスクされているはずのパラメーターを、無理矢理いじる。コンピューターゲームでいうグリッチですかね。
現実世界にそんなパラメータがあるのかどうかは置いておいて。
方法としては「一定の金額を財布に入れ、しばらく使わないで安置する」
というのがスタンダード。たとえば100万円入れることで、財布に「自分は100万円入る財布なんだ」と認識させるというもの。
入れる金額や放置期間などいろいろな流派がありますが、詳しく書くとほぼ丸写しになってしまうのでググってください。すぐ出てきます。
(ちなみにアイキャッチ画像の折って作る百万円札は、やっていい派とダメ派があるっぽくて面白い)
初期設定してみた
串田は「普段財布に入れている金額の2~3倍の額」を入れて「西の方角に安置する」という方法でやりました。
お札はなるべく新札に近いもの、硬貨はピカピカに磨いておきます。
(ちなみに、なぜ財布入手時ではなく「使い始めてから」これを書いているかというと、初期設定中はけっこうな額の現金を自宅に放置してることになり、万が一の防犯を考えてのことです)
あと初期設定とは関係ないのですが、財布を引き取ってきた帰りに、札幌三越の屋上にある三囲神社に参拝して、金運上昇を祈願してきました。
おわりに
初期設定や参拝の効果は定かではないですが、『プラセボ効果は偽薬とわかっていても発揮される』といいます。
コストはお賽銭のほかに、硬貨をピカピカにする洗剤・レモン汁くらいしかかかってませんし、こういうのは気持ちが大事。
いずれにしても、前回の財布更新時は諸事情ですぐに使い始めてしまったので、今回実行することができて、結構満足しています。