2024年全国大会②
8/17(土)AM9:30、はまなす国体記念石狩市スポーツ広場に到着。
これで来場は3日目だけど、自分たちの試合が行われるのはこの日が初めて。試合会場の隣に広く練習グラウンドが用意されている。
会場練習では驚くほど体が動かなかったとのことで、この日は準備運動に時間を割いた。
松商体操とやらを紗央里と綾乃に指導してもらいながら、じっくりストレッチ。いつも通りのラダーやミニハードルで体を起こしてしっかり汗をかく。その間にばーばは自分の持ち場で準備やお手伝いをしてくれる。
案外時間はあっという間に過ぎていき、いつも以上にしっかりと準備したものの時間的な余裕はあまり感じなかった。
場所を移動し、前の試合を見ながら軽食タイム。
この日も古海さんはグラウンドに顔を出していて、同じく投手講習会でお世話になった礼華さんも試合を終えていらっしゃったので、少しお話をさせていただいた。
しばらく待機していると、愛知県代表チームの年中夢球さんの代表、鷹峰さんが声をかけて下さった。
忘れもしない6年前の全国大会。
あの時も話しかけて下さったことを鮮明に覚えている。
僭越ながら私のブログをにも目を通して下さっていて、あの時の試合を振り返り「間違いなく日本一の守備でしたね」とお褒め頂いた。
あの時のチームはまだまだ超えられていないけど、素質は間違いなくある。「今年のチームの仕上がりはどうですか?」と尋ねられ、「まだ道半ばでベスト8を目指しております」と返事をした。
全国3位、準優勝と上り調子のさなか、初戦敗退の辛酸を忘れはしない。
結果は1対0での敗戦も、完敗と言える内容で抑え込まれた。
あの時の好投手不在でも次々と良い投手が入り、今ではすっかり追いつけない存在のチームとなってしまった。
いつかまた追いついて、切磋琢磨できるチームにならなければと強く思った。
なかなか勝ちあがれない年月が続いても、こうして気にかけていただけていたことを嬉しく思う。
さて試合の方は初日の1回戦は不戦勝で、初戦となる2回戦の相手は延長タイブレークの末に勝ち上がってきた宮城県代表のFainal仙台さん。
なかなか対戦する機会がなかったものの、全国では必ず目にするチームなので名前はよーく知っていた。
前日試合観戦したところ、好投手を多数擁し且つ守備陣がとてもうまい。チームとしての完成度が高いベテランチームとの印象だった。
ベンチに入ると一層気持ちが昂る。
ゲーム前ノックはビシッと決まらなかったけど、まぁそれがとべスワローらしさでもある。
はまなす国体記念石狩市スポーツ広場A球場。
13時過ぎ、スワロー先攻で試合が始まる。
1回表、
なんとなく苦手意識のある左投手、先日見た試合でも投げていない投手がマウンドに立つ。
その心配を払拭してくれる頼れるトップバッター、紗央里がセンター前ヒットで出塁。いきなりチームに勢いをつけてくれた。
2番詩音が手堅く送る。全国レベルになると送りバントを決めるのも難しい。
難なく決めてくれる詩音と、良いスタートを切ってくれるランナー紗央里はさすが。
続く3番ななみは四球でワンアウトランナー1,2塁。
4番あゆみんの打席、カウントツーツーからパスボールでワンアウトランナー2,3塁のチャンスも、後続倒れてチェンジ。
得点ならずもいきなりのチャンスメイクに行ける気がした。
1回裏、
先発マウンドはゆみちゃんに託す。
ショートフライ、センターフライ、ショートゴロと幸先良いスタートを切った。攻撃でよい形を作った後にしっかり押さえてくれるのは安心感につながる。
2回表、
ツーアウトから8番竹内。
直前まで不調でも全国大会でいつも活躍する謎めいた選手、期待を込めてオーダー用紙に名前を書いた。フルカウントから振りぬいた打球がコロコロとサードへ転がる。
これがまさかのエラーを誘う。エラーを知らない竹ぴは必死で走るがなかなか進まない。
ファーストベース手前で下手くそなヘッドスライディングなのか、単に躓いたのかわからないような状況で倒れこみ何とかセーフ。
しかしなかなか起き上がらない。
周りの雰囲気が笑いから心配に変わってきた頃、おもむろに立ち上がる。塁上で土を払う竹ぴに滑り込んだのかと問うたところ、元気に「こけました!」との返事。なぜか全国ではいつもラッキーガールの竹ぴの本領発揮。私は腰が抜けるくらい笑わせていただいた。これで少し硬かったみんなの気持ちも和らいだと思う。
めちゃくちゃ良い仕事をしてくれてありがとう!
続く9番なっちゃんがフルカウントまで粘ると、右中間へ強烈な打球の2塁打。いつも勝負強いバッティング、打席での表情がとてもいい選手だ。
ツーアウトランナー2,3塁。
1番紗央里に戻ったところでワイルドピッチ、竹ぴがホームを踏んで思わぬ形で待望の先制点が入った。
3塁からホームが長く感じたよ、竹内さん。3塁コーチの私は祈るしかなかったです。
2回裏、
4番から始まる攻撃をセカンドフライでワンアウト、強烈な左中間へのショートライナーにヒヤッとするも、ショートもえぴのナイスキャッチでツーアウト。
最後はピッチャー前のセフティを、ゆみちゃんが冷静に捌いてスリーアウトチェンジ。
得点後の守備のナイスプレーはゲームの流れをかなり掴めた手応えがあった。
2回が終わって1対0
3回表、
ワンアウトから3番ななみがヒットで出塁。
投球がワンバウンドしてキャッチが捕球し損ねた隙を突いて盗塁を決めた。私がいつも言い続けてきた「常に先の塁を狙う気持ち」がなければあのスタートは切れない。この一つのプレイはワンヒットと同じ価値がある。
全国の舞台でその気持ちを体現してくれたことが本当に嬉しかった。
ワンアウトランナー2塁とチャンスを広げるも、この回無得点。
3回裏、
三振、セカンドゴロでツーアウトから、アンラッキーな内野安打で出塁を許し、バッターは1番に帰る。
この初球がえぐいサードライナーとなり、サード詩音、目を瞑りながらもしっかりグラブにボールを納めてスリーアウトチェンジ。
これも正面とはいえ良い反応だった。
3回終わって43球と球数を多く投げさせるし、打球がどれも強い相手打線はさすがだが、それが野手の正面に飛ぶものだから私はゲームの流れを掴み続けている自信があった。
4回表、
この回トップバッターの6番もえぴは初球を振りぬき、これがライトオーバーのスリーベースヒット。
いきなりノーアウトランナー3塁と追加点のチャンス。
7番ゆみちゃんにはエンドランをお願いしたかったが、どうも投球が荒れ気味で怖くて出せなかった。
相手がタイムを取ったところで投手の交代が告げられる。
この投手がまた速球のツーステップ投手で目が慣れるまでサインプレイは難しいと判断し、ゴロゴーで行くことにした。
この打席はフライに終わったが、続くラッキーガール竹ぴはまたもフルカウントまで粘り、最後はなんとかライトへとボールを運びタイムリーヒット。待望の追加点が入った。
恐るべし竹内さん。めちゃくちゃ仕事してくれるやん!
その後ツーアウトからバッターは1番紗央里。
強烈なショートへの打球を難なくキャッチされるものの、交代したこの投手からもヒットが打てそうな自信をみんなに与えてくれた。
4回裏、
2番打者からの好打順、2巡目で目も慣れてくるころ、センターフライ、センターフライ、ライトフライと、どれも大きな当たりだったが、紗央里とあゆみんがナイスポジションで三者凡退に抑えた。
4回が終わって2対0
まだまだ流れは掴んでいる。
5回表、
詩音が内野安打で出塁すると、ワイルドピッチでノーアウトランナー2塁。どうしても1点が欲しい私は好調ななみに送りバントをお願いした。
これが成功でワンアウトランナー3塁のチャンス。
一瞬スクイズがよぎるも、4番あゆみんなら外野フライ1本で1点だと考えると、やはりそのバットに掛けたかった。
今こうして状況整理してみると、この時にタイムを取って本人に確認だけはしておくべきだったなと反省。反省のない采配はなかなかできないな。
この回は無得点で終わる。
毎回ランナーを出すものの、ここぞできっちりと抑えられて思うように得点ができない。
ずっと流れはうちにあると思うのに仕留めきれない攻撃が続いた。
5回裏、
攻撃のもやもやを吹き飛ばすように、2三振を含む三者凡退で抑えるゆみちゃん。
5回が終わって内野安打一つと完璧に抑えてくれた。
スコアはなおも2対0と2点リード
6回表、
ワンアウトから7番ゆみちゃんが四球で出塁。
ツーアウトになって9番なっちゃんの力強い打球は右中間へ。
「よっしゃー!」と思うも束の間、打球はワンバウンドで柵を超えエンタイトルツーベースとなり、ランナーゆみちゃんは3塁へと戻される。
後続倒れてこの回も得点ならず・・・
毎回ランナーを出しながら追加点が取れない。
6回裏、
3巡目のクリーンナップを抑えれば勝利が見える。
この回トップバッターの8番打者に初めてクリーンヒットを打たれた。
そのランナーに初球から盗塁を決められ、9番打者はセフティバントを仕掛けてきた。
ひとまず1塁はアウトをもらえるからまあいいかと見ていたら、これがセーフとなってしまい、ワンアウト3塁のつもりがノーアウトランナー1、3塁のピンチとなった。
流れが一気に相手に傾く。
ここでいったん間合いが欲しいと思い、キャッチ綾乃にタイムをお願い。
バッターは1番に戻って綺麗なセンター返しで1点を返され、尚もノーアウトランナー1、2塁のピンチ。
強打者の2番バッターをセカンドゴロに打ち取りようやくアウト一つ。
しかしランナーは進んでワンアウトランナー2、3塁。
リードは僅か1点。
もう一度間合いを置いて迎える3番打者。
初球をまたも見事にセンター返しであっさりと同点に追いつかれてしまった。
これで2対2、尚もワンアウト1、3塁。苦しい展開は続く。
もうスワロー守備陣はソワソワするし、相手打線はイケイケの押せ押せムード。
こういう状況にいつも弱いのは若さゆえか・・・
どうにか自分たちで乗り越えて欲しくて私はマウンドへ行かない。これまでも行ったことがない。ベンチから戦況を見守る。
1塁ランナー盗塁後に次の4番打者に右中間へエンタイトルツーベースを浴び、今度は状況が一転、2点ビハインドとなってしまった。
あんなに苦労して取った2点が水の泡と消えた。
それでもゆみちゃんは踏ん張って後続を断ち、この回4失点で食い止めたという表現が合うと思う。
取られたものは仕方がない。
最終回の攻撃が始まる。
この回トップバッターの詩音の打球は三遊間へ。
普通ならヒットコースを、ショートがナイスキャッチからの深い位置からの矢のような送球でアウトとなった。
この瞬間に流れを決して渡すまいとする相手の執念を感じたし、こういう時に決めてくれる強いショートの存在は強いチームの象徴だとも思った。
続く3番ななみは死球で出塁し、希望をつなぐ。
またも相手キャッチの捕球が乱れる隙に2塁を陥れた。ななみの覚醒した走塁に感謝感動の櫛部でした。
4番あゆみんが進塁打でツーアウトランナー3塁。
5番あやてぃんが四球で繋ぐ。リードしているはずの相手投手に乱れが生じた。
6番もえぴがセンター前にタイムリーで1点を返す。
これは行けるぞと勇気を与える1本、窮地での1本が打てるもえぴは本当に良い仕事をしてくれた。
これで3対4と1点ビハインド。ツーアウトランナー1,2塁
7番ゆみちゃんが四球を選んでツーアウトランナー満塁。
しかし追い上げもここまで。
3対4でゲームセット。
スワロー今年の全国大会は1試合で終えることとなった。
ほぼ手中にしていた勝利がすり抜けるような試合は始めてのような気がする。
ベンチを空けるために片付けをしながら、今日の一番の目標としていた「試合を楽しむ」ことができたかどうかをみんなに問いかけた。
「楽しかった!」という声が多数聞かれ、ひとまず良しとするかと自分に言い聞かせる。
終わってみれば残塁の山。その数9残塁。
取るべき時に得点できなかったことが最後に響いた。
ヒット数は8安打と十分な数字だが、タイムリーが出ないまま2得点に沈んだ。要所要所でしっかり抑えてきた先方の投手もさすがだと思う。
チーム全員で繋ぐ打線を目指さねばと思った。
自分が決めてやろうではなくて、みんなで繋ぐ打線を。まあ、打線は水物なのでこればかりは難しいところではあるけれど。
そして結果としてサインもチグハグとなってしまい、逆に相手には効率よく全てはまった攻撃をさせてしまった。
5回まで内野安打1本に抑えていたが、常にセンター返しを心掛ける打線は6回に打者一巡の4安打で繋がれ逆転を許してしまった。
守備の課題はバント処理、盗塁阻止、ランナーを置いての配球のバリエーション、状況に応じた守備隊形など山ほど炙り出されたゲームだった。
冷静な今なら、すべてが終わった今なら、1塁が空いた状況で4番と勝負をすべきではなかったと思うし(結果論でしかないが)、もっと変化球を使っていけばよかったとも思うし(これも結果論でしかないが)、しかしその場で自分自身もゲームにのめりこみ過ぎて冷静なつもりでいて冷静ではなかったのかもしれない。
選手に任せることも大事だが、私がやるべきこともあったのではないかとも自問自答した。
終わった瞬間は今までで一番すっきり負けた気持ちだったが、時間が経過すればするほど反省すべき後悔の残る試合であったと思う。
やれることはもっとあったはず。
来年に向けてチームで何を強化していくべきか、一度みんなで話し合う時間が必要だとも思った。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というように、必ず敗因がある。
決して適わない相手ではなかったので。
試合の途中で、センターから戻ってきた紗央里が「柳原さんが来てくれているよ」と言ってきた。
振り向いてみると本当にいらっしゃった。
仕事が休めたら応援行きますねとは伺っていたが、まさか本当に来て下さるとは!
柳原さんは山本優さんのマネージャーをされているが、今年の講習会では一緒に愛媛に来て下さり、ボール拾いやばーばの話し相手になってくれた。
今回の北海道遠征ではたくさんの情報を下さり、食事や観光の参考にさせていただいた。
とべスワロー唯一の応援者に勝ち試合を見てもらうことができなかったのは残念。
お土産まで頂き恐縮です。本当にありがとうございました。
また、試合の途中には佐川急便(株)高松の三山監督が得点を覗きにいらっしゃり、私と目が合うと「頑張れ!!」と言わんばかりにガッツポーズをしてくれた。こういうちょっとしたことが本当に嬉しいしありがたい。
四国からの参加は2チームのみ。佐川急便(株)高松さん昨年は準優勝されたものの、メンバーが減り来季の存続さえ難しいと聞き残念に思う。
近年関東・東海勢に押され西日本が寂しい。
何とかもう一度西日本を盛り上げていける一角を担えるようになりたい。
敗戦後いつもなら気持ちの熱いうちにミーティングを開くのだが、今年は負けた瞬間が謎にすっりきしていたのと、反省は個々の心の中にあるだろうということで敢えてやらなかった。
そしてひとしきり写真撮影タイムを設ける。
ジャンプ写真が揃わずうまく撮れない。
結局動画で撮ってスクショするという荒業で解決した。
そしてその後は岩岡整形外科Redwingsさんの応援をすることに。
対戦してあんなに強かった岩岡さんがなかなかの苦戦で、その相手チームのレベルの高さに終始圧倒される試合だった。
この試合を見ていると、もう我々は何を頑張れば対等に戦えるのだろうかと思考が停止し、自分たちの無力さを思い知らされた。
そして私を絶望に追い込んだそんなチームも、準決勝で敗れるようなハイレベルな大会。少しぐらい頑張ったところで、我々の成長スピードの倍のスピードで進化するチームについていけない。
この時のお手上げ状態の気持ちから愛媛に帰ってしばらく時間が経ったことで、とにかくひとつずつ埋めていくしかないと思い直し、やるべきことをやるしかないのだと自分に言い聞かせた。
無理な相手でもやっぱり勝ちたい。
大学ソフトボール強豪チームのOGや、実業団やJDリーグを経験したまだまだ若くて体力もスピードもある選手、はたまた日本代表経験者までがひしめき合うようになったレディース大会。100人に聞いたら100人が勝つのは無理だろうと言うような相手でも、必ずどこかに勝機はあると信じたい。
正しい努力の積み重ねで、その差をコツコツ詰めていかなくては。
今までと同じことをしていては1年の歳を取るだけであり、ともすれば衰えていく一方なのだから。
岩岡さんの応援最中、ばーばたちがすっかりお疲れで寝転がっている姿を見て、途中にはなるがホテルに帰ることにした。
そりゃ朝早起きしてずっと外に居るんだもんね。疲れるよね。
この日の夜はサッポロビール園での宴会。
こちらに来て初めて車に乗って移動の夕食。
全員が飲めるようにホテルにタクシーをお願いしたが、週末の夜ということでまさかの配車不可能との返事。
あやてぃんと集合時間よりも早くフロントへと向かい、往復便の道具の配送依頼と、近くのタクシー乗り場を教えてもらった。
タクシー乗り場を発見するもタクシーは不在。
少し待っていると1台来たのでとにかくこの1台を抑え、ついでにもう一台呼べないか交渉していると後ろからもう一台。
会社は違えど知り合いだというので運転手さんが直接交渉してくれて、この2台とレンタカーで行くことにした。
レンタカーは行きは私が運転し、帰りは綾乃が運転することに。
クラシカルで重厚な建物は内装も雰囲気が良く、食事前に写真タイム。
そして北海道名物のジンギスカンをいただく。
この日の乾杯は私が担当。1試合を頑張って投げてくれたゆみちゃんに感謝の意を伝えて乾杯!私の大好きなサッポロ黒ラベルの生ビールが最高にうまい。
翌日は観光になったことで、思う存分飲んで食べた。
少しクセのあるジンギスカンに思いの外ハマる子もいれば、案の定苦手な子もいて、牛・豚・鶏込みのコースにして正解だった。
食べ放題の終了時刻を待たずしてばーばたちは終了の模様。待たせるのもかわいそうなので、先にタクシーで帰ってもらった。
若手は時間いっぱいまで飲んで食べて、店員さんの顔面偏差値が高いとか何とかで盛り上がっていた。
ホテルに戻ってからは洗濯へと出かける。
待ち時間はゲームセンターで時間を潰したけど、なっちゃんがめちゃくちゃ景品を抱えて現れてビビった。ゲーマーなつみはクレーンゲームも強いのか。
例年のように陸移動なら翌日帰るところだが、空路なのでそうもいかず月曜日まで北海道に滞在する。遠征の残り2日は北海道観光旅行決定!
私はツアーコンダクターさながら予定を組んだ。
すすきのの街中に宿を取ったので、北海道が想像以上に都会だとびっくりしている子もいて、翌日小樽へ行くか富良野へ行くか悩んだ末に、雄大な自然の富良野・美瑛を選んだ。
これぞ北海道という景色を満喫するために、車で2時間はかかるが足を延ばすことに決めた。ラベンダーはもう終了しているけど、広大な敷地で他の花でも見られたらいいなと。
もえぴと竹ぴは仕事の都合で日曜日に愛媛に帰る。
飛行機の時間を逆算し、6:30にはホテルを出発することに決めた。
1日の出来事かと思うほど長く濃い時間を過ごした土曜の夜も、部屋に戻って歯磨きをしたらゆっくりする間もなくすぐに眠りについた。
こうして長かった北海道3日目が終わった。