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話し合いに失敗して考えたこと9個(その⑨後半 相手に言えず勝手に嫌いになった)
前回の記事の続き
とりあえず考えたこと9つ、のうち最後⑨の後半
これでとりあえず考えたことシリーズは一旦終わりになります。
①責める態度が前面に伝わった
②家族にも自分を出せていない
③怖くて動けないけどまず伝える
④今の状況に拒否反応
⑤弟が一番辛いのかも
⑥それでも関わりたい
⑦何回もアプローチ
⑧家族のコミュニケーションスタイル
⑨私自身のコミュニケーションの課題
私自身のコミュニケーションの課題(後半)
私は結局、弟と話したいとは思っていないのだ。
今の断絶した状況を何とか変えたいだけなのだ。
ある夜、弟に簡単に話しかけられそうな感覚になった。
今はその感覚にはなれないけど。
多分、私が軽い気持ちで弟に話しかけられるようになったとき、この問題は解決すんだろう、と感じた。
自分で人間関係もクリエイトしていきたい。
少なくともこういう状況では、待っていても変わらない。
でも、とりあえずアクションではなく、私がどんな状態でいるかが大事そうだ。
話しかけるというアクションより、私が弟にどんな気持ちでいるか、が大事なんだという気がしている。
その上で、自分の殻に閉じこもっている弟も、話しかけられない自分自身も、許そうと思った。
閉じこもってしまうこともあると。
ネガティブな言動もしてしまうことがあると。
でも、できれば早くその状態からは脱してほしいとは思う。
そのために、私はどうすればいいのだろう?
今回の件は、実は、私の方が、私も、悪かったのかもしれない。
元々は、弟に直してほしいことを私がすぐに伝えなかったことから始まる。
母と私は、弟のことを多少、はれ物を触るように接していたところがあった。
直してほしい部分について、これは言っていいだろうか?と弟のいないところで話したものだった。
それは、食器のことや生ごみのことやお風呂の換気とか些細なことなのだけど。
結局、弟のメンタル状態が良い時に言おうという結論になることが多かった。
その結果、私は細かいストレスが重なり、弟と話すことが嫌になっていた。
その時に言えばよかったのだ。
弟を一人の人間として見るというより、配慮が必要な人と思いすぎていたかもしれない。
弟が色々な指摘に耐えうる力がないと判断したために起こったことだった。
言えずに嫌いになったのだ。
2ヶ月前くらいから私は弟を避ける気持ちがあった。
弟は私が何に怒っているのかわからずストレスを感じただろう。
話し合いの前の時期、珍しく私が主に担当している台所周りの掃除などを弟がしていたことがあった。
私がそれらの作業を負担に感じていると考えたのかもしれない。
私が悪かったのだ。
家族を立て直そうと帰ったものの、結局自分が壊してしまった。
母に弟との接し方や今後の展望を偉そうに話していたが、私自身がダメだった。
帰ってしばらくは、3人でご飯を食べて話をしたり、弟も農業をかなり頑張っていた。
せっかくいい感じで来れてたのに。
上手くできなくて辛い。
でも、今回の件は、私にとってはたくさんの学びになった。
けど弟にとっては?
私は、これからどうするか。
最低限、私が穏やかな気持ちで生活できて、初めて何か話す時に普通に話せる。
まずは自分の気持ちが落ち着くことが、もしかしたら唯一できることなのかもしれない。
それに全力を尽くす。
あとは、なんだろう。
この状況を力技で変えようとするアクションはやめよう。
焦って何とかしようと、早く解決しようとするのはやめよう。
一旦忘れて、自分のこと考えよう。
弟に何かしたくなったらしよう。
大丈夫、やり直せる。
チャンスは来る。