話し合いに失敗して考えたこと9個(その④~⑦弟の気持ち)
前回の記事の続き。
とりあえず考えたこと9つ、のうち④~⑦について。
①責める態度が前面に伝わった
②家族にも自分を出せていない
③怖くて動けないけどまず伝える
④今の状況に拒否反応
⑤弟が一番辛いのかも
⑥それでも関わりたい
⑦何回もアプローチ
⑧家族のコミュニケーションスタイル
⑨私自身のコミュニケーションの課題
話をした日から弟との断絶関係は続いている。
誰とも会話はなく、生活も昼夜逆転しているようだ。
彼に話すと、明日からはまた普通どおりに話せばいいんじゃない?と言われたが、そんなことできそうもない。
相手がこんな状態で話できる状態ではない。
この状況に対して、私自身、気持ち的に結構負担に感じていた。
自分から声かけた方がいいんだろうけど、できない、でモヤモヤしている。
状況は変わらず、ずっと嫌な気持ち。
この状況にすごく拒否感というか負担を感じていた。
ネガティブな状況を受け入れられない。
弟がこうやって殻に閉じこもっていることを、コミュニケーション力がない、幼い、と心のどこかで責めていた。
相手の未熟な言動を受け入れられなかった。
でも、自分に対してもそうなのかもしれないと思った。
自分自身の未熟な行動も、今まで、受け入れられず、許せず、責めてきたかもしれない。
自分も相手も否定しているのかもしれない。
だからどうしたらいい、まではわからなかった。
ただ、めちゃくちゃこの状況を拒否しているんだな、と思った。
彼は一通り話を聞いた後で、弟さんが今一番辛いんじゃないか?と言った。
そうかも、そうだろう。
私はつい、自分の痛みしか見えなくなってしまう。
これ以上傷つきたくないと自分を守ることに必死だ。
でも、弟はもっと辛いかもしれない。
私は話を聞いてくれる人はいる。
でも弟は?
とにかくこの状況から早く楽になってほしい。
弟は、話し合いの時、自分が否定されたように感じたかもしれない。
私を傷つけたくて部屋を出たわけではないだろう。
話し合いをする前から、私は弟を避けがちだったし、食事の時の会話もなくなっていた。
私はきっと弟を傷つけてきただろう。
やっぱり、私が弟に何かしらのアプローチをしないといけない。
やっぱり、私が伝えないといけないことがある。
でもどうしたらいいかわからない。
今や、弟が私たちを避けている。
とても話できる状態ではない。
傷ついた気持ちが癒えるのに少し時間がかかるかもしれない。
今すぐ何かしたかったが、少しだけ、弟が落ち着いてからの方がいいのかもしれない。
私自身、何も話しかけられる気持ちではなかった。
なら物や形で、弟のことを思っていることを伝えられる方法はないか?
それを何回か繰り返して、相手の気持ちがほぐれてほしい、と思った。
とりあえず、日々の食事を私がメインで作っているので、時々は弟が好きそうなメニューにしようと思った。
一回では信じてもらえないかもしれない。
だから、繰り返し、何かやっていこう。
以前に、母が同じような行動をしていて、それを私は冷めた目で見ていた。
相手にすり寄っているようで、何の解決にもならないと。
だけど、まずは話ができるようにならないと、伝えたいことを伝えることもできない。
そのためには、関係が戻らないと。
伝えたいことを伝えるのはその後だ。