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だから、ぼくはヒーローになれない episode 20 -約6年間在籍したPR会社をやめて、2030年代の都知事を目指すPRパーソンの話(退職エントリ)-

こんにちは、イイジマケンジ|kushamiです。

タイトルが全て。
2014年から在籍していたPR会社を6/30をもって最終出社とし、退職することとなりました。そして、2030年代に東京都知事になることを目指します。

以上!終了です。

※前回の「2030年代の東京改造計画」の続きはまた今度にします。今日は特別編。

タイトル見て、まあ、馬鹿だなあと思っている人が99%くらいだと思いますが、まあ、言ったもん勝ちじゃあないですか。今日だけは許してください。

今日はこれまでお世話になった方への「感謝」と、これからお世話になるであろう皆様への「決意表明」として、今考えていることをまとめてみます。

※いちおう有給消化中の身であることから、具体的な社名を出すのは正式な退職日以降にしようと
考えているため、下記すべて「僕が在籍していたPR会社」としています。具体的な社名を出すことによって
まわりにご迷惑がかかる可能性があるためです。まわりくどくてすみません。

全体俯瞰しつつ地に足ついた経験ができた

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Photo by Yukina Yamamoto

今から約6年前の2014年、当時富士通のアカウントセールスとして働いていたPR未経験の僕を、”可能性”だけで拾ってくれたのが現在のPR会社だ。
いわゆる「総合PR会社」で、部署によって扱う業種や商材は異なるものの、総じて”企画から出口まで”一気通貫で1つのチームで担当する方式をとっていた。

PR会社によって、特化領域があったり、手口によってそれぞれ専門性が高い会社も存在するので、一概にどれがベストなのかは求めるニーズによって異なる。ただ、個人の意見として言えるのは、クライアントから与件を直接ヒアリングし、イシューの本質を見出し、仮説生成、企画化、開発、アクション、評価まですべてを経験できる「地に足ついた」業務体制は、PRパーソンとしてのスキルアップ、マインドセットを確立するには絶好の機会だった。

ヒーローたちが集まるPR会社が大好きだった

僕が在籍していたPR会社には、たくさんのヒーローたちがいる。
圧倒的な発想力の企画プロフェッショナル、クライアントの心を一瞬で掴む人心掌握術を操るプロフェッショナル、課題整理のプロフェッショナル、メディアと仲が良すぎるプロフェッショナル、言葉の切れ味がすごすぎるプロフェッショナル、業種事情に詳しすぎるプロフェッショナル。年齢が上か下かなんて関係ない。そんなプロフェッショナルな人達が集まって最高のチームがいくつも存在している。

すべての人に共通しているのは、PRに心酔していること。PRの可能性を信じていること、PRの本質をもっと多くの人に知ってもらいたいと考えていること。みんなPR大好きすぎて、深夜まで働いて、そのあと飲みにいってもまたPRについて喧々諤々と議論しちゃうくらいだ。休日に集まっても「PRのこれから」とか真面目に語っちゃうくらいだ。

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そんなPR大好きヒーローたちが集まるこの会社が大好きだ。

PR会社出身で現在様々な立場で活躍する先輩もたくさんいる。みんなPRのことが大好きで、名前をあげたらキリがないし、今後はぜひそういった人たちともっともっと絡んでいきたい。ぜひnoteで文通しましょう。

PR会社からの退職を決めた「ソーシャライジング」な考え

これからの仕事のスタンスの話になるが、僕が人生かけてやりたいことってなんだろうとここ1年ゆっくり考えていた。少しずつ色んな人と話をしていく中で「自分は”世の中づくり”がしたいのではないか」と気持ちが固まりつつある。

PRパーソンや広告マン、マーケターがよく使う言葉として「社会ゴト」や「世の中ゴト」というのがある。
自分たちが課題解決をしていく事象について、それを社会全体(世の中)の課題として捉え直してもらう。それによって、大きく社会がその課題に対して注目し、意識変容・行動変容を促すことができる。

そんな社会ゴトにするために、様々な議論をしていくことが大切なのだが、僕はもう一歩踏み込んだカタチで社会に貢献していきたいと考え始めた。

「ヒト・モノ・コトが社会とのつながりを意識して、アップデートされていく。それがよりよい社会を形成することにつながる」
それが、世の中づくりなのかなと考えている。そんな世の中の仕組みづくりを”ソーシャライジング”という造語で定義していこうと僕は考えている。

PRパーソン初の東京都知事を目指す

「ソーシャライジング」ってなんじゃい、って思っている人が圧倒的大多数だと思う。そうですよ。造語だもん。

東京・渋谷のTRUNK(HOTEL)のコンセプトが「ソーシャライジング」である。大変共感を持っている。できれば、話をお伺いしたいです。

社会人になると、ついつい目の前の目標に意識がいきがちになる。目の前の売上、目の前の集客、目の前のサービス向上。どれも正解なんだと思う。ただ、それよりも本質的なことは「社会のためになっているか」「誰かのためになっているか」である。

PRパーソンは、イシューを見極め、ときにはサービスの方向性の軌道修正をし、社会との接点をつくっていく。PRパーソンこそ、社会をよりよくするための「ソーシャライジング的思考」に最も適したスキルとマインドがあるのではないか。

そこからの思考ルートはシンプルで、そんなPR発想を持った人が社会のトップに立って社会づくりをおこなうことができれば、よりよい社会がつくられるのではないか。日本の首都・東京でそれを実現してみたい。そのためにはPRパーソンである僕が東京都知事として実現したい。

そんなこんなで、シンプルな思考で「PRパーソン初の東京都知事を目指す」のである。
みんなが笑っているのがわかる。ぜひ、笑ってください。そしてどんどん突っ込んでください。それが必要なんです。

ちょうどいま、まさに東京都知事選挙が真っ最中である。当然、僕は立候補していない。そこまで馬鹿じゃない。金もないし知名度もないし。

だからこそ、2020年からの10年間を「東京都知事になるための準備期間」として自分を磨き上げることを中期的な目標としている。

2030年、僕は43歳になっている。できれば、2030年代(2030〜40年)のうちに立候補までこぎつけたい。こんな壮大な夢、あわよくば、叶えたい。

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まずは現実を見る。自分にできるところからスタート

僕もそこまで馬鹿じゃないので、現実的なアクションをこれから実行していく。もっとも重要なことは、僕は「生活」しなきゃいけないのだ!それこそエッセンシャルだ。生活するにはお金がいる。”代々木上原のPRパーソン”とネタとして使い始めたフレーズもできれば、もう少し、使いたい。代々木上原に住み続けたい。(切実)

また近日中に自己紹介noteを書く予定なのだが、まずは主にスタートアップや地方自治体のPRやコミュニケーションまわりを中心に活動していく予定だ。

こちらのnoteを偶然ご覧になった方で「自社のサービスの認知度を高めたい」「よいサービスだと思っているんだけどなかなか売れなくて…」などお困りゴトがあれば、お気軽に相談いただきたいです。

ご連絡先はコチラ(今後簡易ですがWebサイトもローンチ予定です)
Mail: kushami@kushami.jp

まずはお気軽にご相談ください!

最後に、最高のI LOVE YOUをもらえた

最後に、独立する記念で、部のメンバーから最高のイジられ方をされて泣きそうになったのでここでご紹介と感謝を少しでも伝えたい。

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退職記念に、このnoteを1冊の書籍にしてまとめてくれたのだ。ただまとめてくれただけじゃない。会社の色々な方からのコメント、お世話になったクライアントさん、パートナーのみなさんからのあたたかい激励メッセージの数々。愛に溢れた、最高のラブレターだった。

まだまだご挨拶ができていない方もたくさんいらっしゃいます。改めてお一人おひとりとお話させてください。
みなさんと一緒に仕事ができて幸せ者です。
みなさんと一緒に仕事ができて、出会えて、本当によかったです。

これからもみなさんにどんどんイジられながら、楽しく仕事をしていきたいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

イイジマケンジ|kushami

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そんな決意表明とはちがって気の抜けた発言をしていきます。どちらの自分もリアルなのでぜひフォローしご笑覧ください。
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