独立してから発見した8つのダイヤモンド的気付き【だから、ぼくはヒーローになれない episode 29】
こんにちは、イイジマケンジ|kushamiです。
約6年在籍していたPR会社 オズマピーアールを”正式に”退職しました。
”正式に”というのは、6月末に最終出社を迎えてから9月上旬まで有給消化+特別休暇(フリーバカンス制度)を活用していたため、です。
ひたすらふらふらしていて面白かった。
人生の夏休みを送っていた。
この9月から、本格的に独立して仕事をすることになる。
今日は、PR会社をやめて気付いた8つの発見と変化をまとめてみた。
読んだ人にとっては超当たり前な内容だと思うけど、改めて実感値としてはダイヤモンド並みに価値のある気付きなので備忘録として書いておく。
【こんな人におすすめのnoteです】
・PRに興味を持っている若い方(若くなくてもいい)
・これから独立を考えているPR会社所属のPRパーソン
・PRを考えなきゃいけないフェーズになってるスタートアップの経営者
・とにかくイイジマケンジに興味を持ってる稀有な方
1.時間は有限である
1日は24時間しかないことを痛感するようになった。一人でいることが多いので気付いたら午前中が終わり、気付いたら20時、そして気付いたら深夜1時になっている。だから、自分の中で、何にどのくらいの時間を充てるのかを明確にできないと、独立してもうまく生活ができない。
2.時間はもっとも価値の高い資産である
時間は有限であると同時に、もっとも価値の高い資産である。だからこそ、自分の生活時間を時給換算するようにしている。
平均時給を決めて、この1時間をどのように活用するかを決めるようにした。
僕のまわり(35歳±)平均月収が40万くらいだと仮定して、月20日働き、1日10時間働くとすると、
40万÷20日÷10時間=時給2,000円
になる。なので常々、自分はこの1時間2,000円以上の価値を出したかと考えるようになった。ほんとはもっと1時間1万円くらい請求できる人間にならないといけないのだ。
こういう考え方を、1日単位でもそうだし、1週間、1ヶ月、3ヶ月単位でも考える。ほんとに、タイム・イズ・マネー。
僕は3ヶ月間で120万円も投資したくなる人材になっているか。
ここを強く感じる。もっと価値の高い人間になって、その倍以上の価値を他人のために使える人間になりたい。積極的な覚悟。
3.世の中においてPRリテラシーはまだまだ低い
PR=プロモーションのイメージが強い。これはもうね、仕方ないよね。啓蒙していくしかないよね。そしてPRが重要になってきている。これは明らか。Web全盛の時代になると、いかにリードにつながるか(=売上につながるか)が最優先になって、メッセージングの温度感や文脈を考えないコミュニケーションをしがち。PRは長期間かかるけど、しっかり味の染みたブランディング形成につながる。だから短期的なリード獲得だけが目的ではない。そこのクライアント社内とPRの目線を合わせないといけないよね。
4.PRの考え方で変えられることは山程ある
PR以外の案件もちょろっとやらせてもらう機会があった。ライティングのお仕事だと、特にPR的な文脈づくりのスキルはめちゃくちゃ活用できる。商品企画のお仕事も、ブランディングのお仕事も、結局はナラティブが大事。
5.PR会社での情報収集は簡単だったし貴重だった
まわりがPRパーソンだらけで横を向けば最近のPR事例やニュースを知ることができた。それに会社としてPRや広告関連のニュースが届くような仕組みができていた。(たぶんどの会社でもそうであろう)
これは辞めたことで本当に悔いている。情報収集を侮っちゃいけない。
6.情報収集をルーティーン化するようになる
情報収集の大切さを痛感し、なるべくルーティーンで自動的に情報が集まるようにした。ポイントは、その仕分け+視点の付与にある。
個人的にこれから興味を持っていただけた人にはWeekly で「kushami的これは見とかなきゃいけないニュース」を配信するのもニーズあるんじゃないかと思っている。欲しい人は連絡ください。いないか。
7.仮説の生成と検証を回しまくる
仮説生成をして、まずはやってみる。PR会社にいたころ、仮説生成まではして、そこから検証に移すことが圧倒的に少なかった気がする。だから、いまは超雑な仮説でもいったんあててみるようにしている。やってみて、だめだったら軌道修正。ひたすらトライアンドエラー。そのほうが精度高くなる。
会社にいると、実行するまでのスピード感がなくなって、スタートするときにはそもそもスピードが鈍化しているから動きづらいのよ。
8.人脈=自分のこれまでの人生
結局はここなのかなーと。自分の人生こそ、Public Relationsという社会とのより良い関係構築なのだ。これからもより良い関係構築するために、努力していかなければいけない。
7月以降、様々な方と会って、自分が目指すべき方向性と、世の中が抱えている課題をすり合わせていくことを続けていた。
ずっと変わらない想いがある。それは、世の中にまだまだ発見されてないダイヤモンドやヒーローがたくさんいるぞ、ということ。
もう少し、うまく言語化できたらまとめてみよう。
PRやマーケティング、ブランディングについて興味あるスタートアップの企業さん、もしいらっしゃればお気軽にご連絡ください!