<タイ旅>格安航空(LCC)「Air Asia(エアアジア)」搭乗レポ
紹介する路線と機材
この記事でレポートする路線と機材は、福岡とタイーバンコクを往復する以下の2つの路線です。
往路・復路とも飛行機の外観はこんな感じ、A320は通常150人から180人乗りの小さな機体です。
客室情報
機内に入ると、サワディーカ(ップ)とCAが挨拶してくれて、一気にタイ旅の実感がわいてきます。客室は赤と黒に統一されカッコイイと感じました。
座席の列数
機内は、通路が1本で両脇に3席ー3席で、1列6席のシートになります。
エアアジアの場合30か31列だったと思うので、少なくとも180人分の座席があり、小さな機体に座席を目いっぱい詰め込んている感じでしょうか?
今回私が座った席は往路が通路側の「スタンダードシート 24D」、復路が窓側の「スタンダードシート 16A」、復路の「16A」は主翼前方あたりで外を見るには良い席でした。
復路の席「16A」から見える景色のInsta動画
シート間隔
シートに座ると前後の座席の間隔がかなり狭く、身長177cmの私の場合、シートの間隔は「とても窮屈」に感じました。
当然足を組むことはできず、加えて、シートの形状が問題なのか、姿勢を良くした状態で座らないと、普通に座ってても脚が前の座席に当たって痛いと感じる始末、、、
福岡ーバンコク間の搭乗時間は5時間以上のフライトだったので、これは座禅みたいな修行(苦行?)って感じでした。
機内でのPC作業
しんどそうなのは分かってたのですが、一応PC作業ができるかのチェックもしてみました。結果は、キーボードが近くなるので、脇を閉めて、手を引いてキーボードを打つ感じになります。無理ではないけど長時間PC作業をしようとは思わない感じでしょうか?
良かったこと
価格の安さ
文句なしの渡航費用の安さが魅力です。私の場合タイに訪問したのが2023/8/23(水)~8/27(日)だったのですが、往復の航空券とアイ・サヌークバンコクというコンドミニアム4泊で、53,325円でした。
搭乗次期にもよるとは思いますが、航空券だけなら30,000円~40,000円ぐらいでバンコク往復は流石に安い、「5時間は修行でも構わない!なるべく安く海外に行きたい!」という人に、オススメできる飛行機だと思います。
気になったこと
前席とのシート間隔の狭さ
飛行機の前席とのシート間隔を「シートピッチ」といい、この長さが飛行機でのくつろぎ安さの重要な指標となるみたいです。国内線満足度No1の「スターフライヤー」はシートピッチが約91cmありとても快適です。
一方、AirAsiaのシートピッチはかなり狭く、AirAsia公式サイトの座席情報によるとスタンダートシートが約70cmで、グレードがひとつ高いホットシートでも約73cmです。日本の一般的なLCCのシートピッチが約74cmなので、AirAsiaでグレードの高い「ホットシート」で、一般的なLCCのスタンダードシートと同等という感じです。
スタンダードシートとホットシートの差額は、初回予約時ならおおよそ500バーツ(4円/バーツ換算で2,000円)程度なので、ホットシートの選択はオススメです。
また、搭乗口や非常口の近くにあるホットシート(1,12,14列目)は足元がとても広くなっているので、早く予約してこの席抑えることを強くオススメします。
手荷物7キログラムのチェック
エアアジアは手荷物の重さのチェックが厳しいと聞いていたのですが、往路:福岡空港での手荷物重量チェックは一般的なチェックインカウンターのチェックで、それほど厳しいチェックではありませんでした。
一方、復路のドンムアン空港は、なんと搭乗ゲート前の待合室が大きな個室になっていて、この個室に入るドアの手前で手荷物の重量チェックがありました。
ドンムアン空港搭乗ゲート待合室前の手荷物チェックのInsta動画
これは正直逃げ場所がなく、また空港カウンターに戻って荷物を預け直せるかどうかもわからず、多くの人がチェックに引っかかって手荷物を破棄していました。
当日の手荷物重量オーバーは追加料金が高い。
初回予約時ならば、15kg 560バーツ(4円/バーツ換算で2,240円)、20kg 588バーツ(4円/バーツ換算で2,352円)程度なのが、当日空港で預け入れとなると15kg 1000バーツ(4円/バーツ換算で4,000円)、20kg 1300バーツ(4円/バーツ換算で5,200円)と、15kgで約1.7倍、20kgでは約2.2倍になってしまいます。また空港カウンターが閉まってしまうと破棄するしかなくなる可能性もあります。
是非とも復路は初回予約時に15kgないしは20kgの受託手荷物を予約することをオススメします。
まとめ:エアアジアおすすめの予約方法
エアアジアの難点は「シートピッチの狭さによる窮屈さ」と「手荷物の7キログラム」制限です。この対策として、予約時のオプションを上手く活用することをオススメします。
ホットシート1,12,14列目の初回予約
座席はグレードの高いホットシートの1,12,14列目のいずれかを価格の安い初回予約時に予約する
(※人気シートは早めに予約する必要がありそう!?)
復路のみ受託手荷物を予約
海外旅行の手荷物7kgは結構ギリギリ、それに加えて復路はお土産を買っているので、重量オーバーとなる確率が高い!復路は15kgか20kgの受託手荷物を初回予約時に予約する
さて、今回私がオススメしている予約時のオプションを選択すると1,560バーツ(4円/バーツ換算で6,240円)程度の料金アップになりますが、それでもコスパは高いのではないかと思いますが如何でしょうか?
私の投稿が皆さんのお役にたてば幸いです。