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地域社会ってあったよね

どーもトルハスです。

最近本で読んだのですが、近年ご近所付き合いといったようなものって減ってきているんですかね。

もしかしたら僕のところがそうってだけで、他ではまだまだ健在していたりするものなのかもしれませんが…
今回はそんなご近所付き合い、地域社会について話そうと思います。

トルハスの育った地域


僕は少年時代を団地で過ごしていました。

ご近所付き合いも盛んで、小さい頃近所のおばさんに可愛がられたり、年上の男の子と公園で遊んだりしてましたね。親の方はというと自分目線、ご近所同士によるママ友の付き合いがあったように見えた記憶もあります。
これは珍しいかもしれませんが団地ということもあって市民体育祭の案内などといった回覧板が回ってくることもありました。
その街自体がとても活気があって明るいある町で、僕は今でもとても気に入っています。


しかし、小学6年生の夏に諸事情で今の住んでいるマンションに引っ越すことになりました。
引っ越すっていっても同じ校区内だから大して差は無かったのですが、最寄り駅が一駅変わるほどの距離ですので「同じ町」とはいえませんでした。

学校が変わることはなかったので「新しい人間関係に慣れない」といったような事はありません。しかし気づいていなかっただけで、実際のところ明らかにそこに地域社会なるようなものは無かったのです。
すれ違っても挨拶を交わさないのはしばしば。ご近所付き合いっていっても、そもそも隣人って誰?って感じ。

「人が地域社会に組み込まれば組み込まれるほど、風邪、心臓発作、脳卒中、がん、うつ、その他で死期が早まることは減少する。」

ロバート・D・パットナム『孤独なボウリング』

どうやら地域社会は心身ともに健康であることに関して関係があるようです。

またパットナムによると、最近の二世代は、人をかつてつないでいた社会的なつながりを失い、見知らぬ者同士の集まりになりつつある危機に瀕しているそうな。

どうやら僕は知らず知らずの内に地域社会のつながりを失い、それをも忘れていたようです。

そして、その代わりのように新たに現れたのがインターネットでの関わりだったのかもしれませんな。


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