和歌山県での生活も約半年経過。
思えば8月に和歌山の高野山で住み込み生活をしてから大分記事の更新が滞っていた。忙中最中な毎日かと言えばそうでも無かったけど休日に更新しなくなっていたのはまだ東京からの観光人気分が抜け出ていないからかも。
生まれてからずっと36年間東京で生きてきた私には東京には対して未練なし。
和歌山で生活して「東京から来ました。」とか「生まれも実家は東京です。」とか
そういう話多いけど、「東京の殆どは都会じゃないよ・・・」と常々考えてしまう。東京って別に他の県と同じく一部の場所に都会の空間があるのであって、23区内でも大量に連なる公営住宅や安い賃貸のアパートやOKストアとか安い中華料理屋が沢山あるし衣食住の場所を選ばなければ東京って賃金とか物価はそこまで高くないし交通機関が多いから生活だけする分には困って無かったよ。単に独身で暮らす分には生きていける。それが良いのかとかは別にして。
話を戻して和歌山県での生活を報告。現在高野山での短期契約の住み込みも終えて
次は下山した後年末までみかん農園さんの所で住み込み生活をしていました。
このみかん農園さんとこでみかんの採取作業を約20kgのコンテナを手押し車に乗せて運搬する作業が凄い肉体労働でした。コンテナを合計3ケースか4ケース積んでモノレールや軽トラックまで運ぶ時に土がぬかるんでいたりみかんの枝がとても丈夫でコンテナが逆に弾かれそうになったり、下手してら転落しそうになるくらいの高い石段を何段も登って今度は肩に籠をぶら下げてみかんの木に登ってみかんの採取。積めば積むほど肩に負荷が掛かるし木の幹が折れてそのまま下の段に叩き付けられたら大怪我を負いそうな業務のオンパレードで12月下旬には感覚が麻痺していたけど11月の最初の一週間はキツかった・・・労災があったのは救いだけど
怪我したら日当貰えないから日銭稼ぐために常に怪我のリスクとの格闘。
みかんという可愛い物体に対しての収穫、運搬作業ってこんなに過酷なの!?
って気分の毎日でした。しかも山奥で摘むから朝方は氷点下近い・・・
高野山の宿坊生活は私に精神や礼節を少しでも育ませてくれたが、みかん農園さんの所は自然の過酷さを私に叩きつけてくれました。
両方とも私にとってとても有意義な時間を頂いたことに大変感謝してます。
みかん農園さんの所は私に取って命懸けの感覚で仕事してました。
積載200kgのモノレールは至近距離で動いてくるわ、100m近い石段を登るわ、みかんの木に登って空中まで伸びてる枝を踏んでみかんの採取。
もし枝の先端から落ちたら3〜4mから下の段に叩きつけらるリスク。
あれから二週間以上の経過。現在は某テーマパークに勤務中。
感覚が麻痺してたけどあの職場は怪我の不安との戦いだった・・・
農主さんは気さくな良い人だったけど、職場の土地の環境を熟知してるから危険な足場とか幹が腐りかけの木とか気付いてるけどこっちは初めての職場の環境なので初見殺しのオンパレード。ヤッケ着て泥靴まみれで肉体労働。貴重な経験だったけど来年はどうするか。そもそも今の職場で頑張らないとね。新しい事に挑戦し続けなけレバ!【完】