てふてふ舞う
朝7時。
玄関を出ると秋日和の風のなか、
大きなてふてふが舞っていた。
ド派手な模様の羽根を忙しそうに振りながら、
風を受けて舞っていた。
あなたはなんて大きいの。
なんてド派手な衣装なの。
猛暑のなかをどうやって生き抜いたの。
いろいろ訊いたが、
てふてふは何も言わず
ただただ舞っていた。
短い命を生きることで精いっぱい、
人間にかまっている時間はないのだ
てふてふも生きる歓び猛暑果つ
朝7時。
玄関を出ると秋日和の風のなか、
大きなてふてふが舞っていた。
ド派手な模様の羽根を忙しそうに振りながら、
風を受けて舞っていた。
あなたはなんて大きいの。
なんてド派手な衣装なの。
猛暑のなかをどうやって生き抜いたの。
いろいろ訊いたが、
てふてふは何も言わず
ただただ舞っていた。
短い命を生きることで精いっぱい、
人間にかまっている時間はないのだ
てふてふも生きる歓び猛暑果つ