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娘と朝食、レストラン

あわただしく訪れ
あわただしく帰る娘と
駅前のファミレスで朝食。

旅行でもないのに
外での朝食は
初めての経験。

10時半までの朝食はサービス価格。
トッピングにあんこを乗せたパンも
ビーフステーキも
美味しかった。

私の青春時代の話、
就職氷河期世代の娘の決心など
話題は尽きない。

ハンサムなウィリアムに英語を習っている話をすると
娘は目を輝かせ、
「お母さん、ずっと習い続けたら?ジェームスに」
「ジェームスじゃない。ウィリアム」
「ジェ……ウィリアムは見てくれだけでも価値ある先生?」
「もちろん」
「先生は見てくれが大事だよね。とくに会話のように短時間の授業は」

あっという間に別れの時間。
娘は電車に、私はバスに。

二週間に一度来てくれる娘は
私の生きる喜び、そして張り合い。

ファミレスで娘と語らう寒い朝(長谷川作)


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