![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161293361/rectangle_large_type_2_302b0cd1c162f924f4e8fcef0388cb0d.png?width=1200)
Photo by
muramasa_kabu
娘とレストランで
あわただしく訪れ
あわただしく帰る娘と
駅前のファミレスで朝食。
旅行でもないのに
外での朝食は
初めての経験。
10時半までの朝食はサービス価格。
トッピングにあんこを乗せたパンは
美味しかった。
私の青春時代の話、
就職氷河期世代の娘の決心など
話題は尽きない。
ハンサムなウィリアムに英語を習っている話をすると
娘は目を輝かせ、
「お母さん、ずっと習い続けたら?ジェームスに」
「ジェームスじゃない。ウィリアム」
「ジェ……ウィリアムは見てくれだけでも価値ある先生?」
「もちろん」
「先生は見てくれが大事だよね。とくに会話のように短時間の授業は」
あっという間に別れの時間。
娘は電車に、私はバスに。
二週間に一度来てくれる娘は
私の生きる喜び、そして張り合い。
ファミレスで娘とトースト神無月(長谷川作)