手術からもうすぐ一年……食事の変化
大腸の一部を切るなんて想像もしなかった。でも、想像を超えた現実が私の身に実際に起こったのだ。
今思うと私は大腸へのいたわりと感謝がまるでなかった。たしかに暴飲暴食はしない。好き嫌いもない。だから問題ないと思っていた。でも、現実は問題だらけだったのだ。
深く反省、とにかく次の四つを守ろうと決心。
1・冷たいものは飲まない。
2・甘いものは食べない。
3・調味料は使わない。
4.あまり食べていない物を食べるようにする。
実現が難しいような目標は立てない。これぐらいなら続くのではないか。
トップの写真は昨日の昼食。(朝は外食。牛丼とかうどん定食とか)レトルトパックの「黒米・玄米入り押し麦ごはん」。絶対、白米の方が美味しい。でも、普段食べない物を食べようと、ときどき生協で注文する。
味噌汁は「赤みそ」。具はサツマイモ、油揚げ、その他、冷蔵庫の野菜類。今まであまり味噌汁を食べなかった。コンソメスープが好きだったのだ。だが、今は味噌汁オンリー。
メインは鮭。塩加工なし。朝一番、散歩でいつも立ち寄るショッピングモール、目の前でさばいてもらった鮭。値は張るが、塩気がない分、健康的だと思う。
ブロッコリーの蒸し物は味付けなし。サツマイモの蜂蜜煮。蜂蜜は気持ち程度。写真にはないが、ヨーグルトとリンゴ。これも以前はそれほど熱心には食べていなかった。
写真映えしない食事だが、まあまあ、健康的かな。腸に優しいかな。
おやつには友人からいただいた鹿児島産のザボン。ものすごい肉厚の皮に守られた果実の房。子宮内に保護されている胎児のようだ。南国の太陽の下で生まれた命の塊だと感じた。腸も元気になりそう。
ザボンの後に、玄米フレークをコーヒーに入れてパクパク。今まで玄米フレークなんて食べはしなかった。でも、「あまり食べなかったもの」にトライしようと思ったのだ。
夕食はご飯なし。いつもバナナ。バナナにはピンからキリまであるが、たまには、このような「高機能バナナ」を買う。腸に贅沢をさせたいから。
おかずは、写真に撮り損ねたが、たいてい、鶏肉とかタラの鍋物。食事の後にはいつもヨーグルトと熱い白湯。
いちばん大きな変化は白湯!
以前はほとんど飲んだこともない。今では魔法瓶に入れて散歩の途中、枕元に置いて夜中にも飲む。いつも腸を温かくしてあげるため。
ケーキ、アイスクリーム、砂糖は口にしない。最初は寂しかったが、もう慣れた。特に食べたいとは思わない。
今更遅すぎ?いえ、少しでも改善し、それを続ければ、腸も喜ぶだろうし、免疫力もアップするのでは。お洒落な食事とはほど遠いのですが。
2月17日、術後一周年記念の造影検査で綺麗な綺麗な腸になっているといいのですが~