くさのねフェス2023 開催中止にあたって
くさのねフェスティバル2023は開催を中止しました。
まず、中止の情報が行き届かず、急なスケジュール変更を余儀なくされた方も多かったと思います。
大変ご迷惑をおかけしました。
開催する為にできることをギリギリまで探していました。
昨年に比べてフェスの規模が大きくなっていたので、前々日の9/7から作業を始めました。来る台風に備えて、本来の工程にはなかった順序に組み替えて設営作業にあたりました。
実行委員・地元演者・ボランティアスタッフの総勢10数名でこなせる作業量ではなかったと思います。しかし朝8:00〜18:00までの作業で、全工程の6割ほどを終えようとしていました。
開催前日に不安を抱えるわけにはいかない。そんな気持ちでみんなが考えて行動してくれたから、こなすことができたんだと思います。同じ気持ちで頑張ってくれました。本当にありがとう。
中止の選択を取らなくても良いように、みんなが協力して作ってくれました。
そして翌日。午前の天気は雨ではなく大雨。
雨が止んでからの作業では間に合いませんでした。雨が落ち着く予報だった9/8午後からの作業で間に合わせられる工程に変更しました。
11:00過ぎ。弱まるどころか強まってきていた現地での作業中、大雨による避難所が佐倉市内に開設されたとの報告が入りました。
そもそもくさのねフェスは佐倉市のイベントとして始まりました。
その翌年から実行委員会となり今に至っています。
開催日当日の券売所スタッフの方、駐車場対応をしてくださるスタッフの方、シャトルバス対応をしてくださるスタッフの方。今まで関わってきた佐倉市職員の方が、くさのねフェスの様々なところで、ボランティアスタッフとして参加してくださっています。
佐倉市職員の方々は避難所での対応や、水害の対応など、災害対策に回る可能性が高く、開催日当日に充分なスタッフ確保ができない恐れがありました。
苦渋でしたが中止の決断に至りました。
悔しくない、はずが無いです。
一年間、色々な人とバンドに会いに行って、自分の行動で想いを伝えていきました。
多くはなかったですが、直に受け取る人の反応が観たくて、自分自身でライブハウスにフライヤーを配りにいった夜もありました。
でもそれ以上に。
運営スタッフが居て、気持ちよく来場者の対応ができてこそ、くさのねフェスは成り立っているのだと思っています。
出演する予定だったアーティストの皆さん
期待してくれたクラウドファンディング支援者の方々
最大で4日間も設営・撤去まで参加してくれた地元出演者
数ヶ月前から装飾を仕込んでくれたボランティアスタッフの方々
毎年撮影に協力してくださっているケーブルテレビの方々
くさのねフェスに出店予定だった飲食・物販出店の方々
イベントに協賛くださった企業の皆さま
そして、くさのねフェスティバル実行委員会メンバー
くさのねフェスが始まって以来、初めての中止。
今年を受け止めた上で、来年に向かっていち早く歩き出せるよう頑張ります。
今年分の期待も背負って迎える来年は、もっと素敵なものにします。
どうか応援よろしくお願いします。
くさのねフェスティバル実行委員会 シラハタノブユキ
9/9「くさのねフェスの灯りを消さない」・9/10「くさのねフェス後夜祭」参加アーティストサイン入り画像付き!投げ銭のご支援もお待ちしております!
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