くさのねインタビュー2023 ②明くる夜の羊 Vo/Gt.カワノ ユイ
くさのねフェス2023に向けて、明くる夜の羊 Vo/Gt.カワノ ユイさんにインタビューをさせていただきました!
インタビュアー:シラハタ(くさのねフェスティバル実行委員長/Sound Stream sakura店長)
🌱くさのねフェス2023で見たい出演者は?🌱
カワノ:結構悩んで、全部楽しみではあるんですけど、自分たちのツアーで佐倉に来てくれた「プッシュプルポット」とか、「メメタァ」とかが初めてくさのねに出るってことで、めっちゃ楽しみです。
後は結構年下のバンドも多かったりして「AoAu」、「ふりかけごはん」とかもサンスト(Sound Stream sakura)で一緒にやったりして、野外フェスを経験する機会が初めてだったりすると思うので。どんなステージにするのかなっていうのは凄く楽しみですね。
くさのねに初めて出るバンドたちがどんなライブをするのかが凄く楽しみです。
シラハタ:なるほど、新しいアーティストに目を向けてくれているんだね。
🌱くさのねフェスの思い出は?🌱
シラハタ:昨年の大トリを飾ってから早一年になりますけど、今まで過去2019年から明くる夜の羊としては出演を重ねてくれていますが。くさのねフェスにおける思い出とかありますか?印象深かったこととか。
カワノ:やっぱり天気が左右されてたりするっていうので、一番最初の時はめちゃくちゃ暑かったですし。次の時はOrange Shelter Stageのトリで。その時は大雨降ってて。
シラハタ:そうだったね。
カワノ:そのステージは屋根が無かったので。みんな傘さして聴いてくれてたなって凄い記憶に残ってますし、その時だけ11月だったから凄い寒くて。で、去年は、大トリやらせてもらって。大きなステージのトリをやらせてもらえるっていうのは凄い感慨深かったです。私はやってやるぜ、みたいな感じではなかったので、しっかりやらなきゃみたいな気持ちがあって。手が震えたり、足が震えたりしてて。それもMCで去年言ったんですけど。実は手、震えてます、みたいな。
シラハタ:あー、言ってたね。
カワノ:その後ろのドラムのあゆさん(明くる夜の羊 Dr.ノグチ アユム)が私を見て本当にめっちゃ手が震えてたらしくて。そんな中でもちゃんと想いを伝えられたなっていうので、どのライブもすごい記憶に残ってるなあっていう。
シラハタ:そうかー。確かにね、天気も環境もプレッシャーも(笑)。
カワノ:てんこ盛りですね(笑)。
シラハタ:毎年違うってことだよね。
カワノ:そうです。
シラハタ:屋外だからなのかもわからないけど、普通っていうことがないから。その上で去年は震えが止まらなかったにしても、あのメッセージを止めずにライブがちゃんとできたというか、来てくれてるリスナーのためにもしっかりと表現することができたっていうことは確かに去年あの場に立ち会った人たちだったら、それが本当に最新の思い出だろうね。
カワノ:そうですね。いやー、緊張したな...(笑)
シラハタ:なんだろう、タイムテーブルを先にこちらが伝える前に、自分たちの出演順番を業者さん伝手に知ることになったりとか(笑)。なんか結構、去年はそういうミラクルが多かったのかもしれないよね。
カワノ:(笑)。そうですね。
シラハタ:本当は台風になる予定だったのが、天気が急に2、3日前にガラッと変わって。
カワノ:月も見えてましたもんね。
シラハタ:うん、あの日はなんか中秋の名月の日だったんで。それこそ羊(明くる夜の羊)のライブ中が多分一番。
カワノ:見えてましたよね。
シラハタ:まじで見事な満月だったね。
カワノ:くさのねが後日アップロードして下さってる写真にも月が載ってて、こんな見えてたんだと思って。
シラハタ:なんか神秘的な感じだったよね。
まあ一番は去年なんだろうけど、場面場面で色んな変化もあり、Skream!の対談でもああいう形でカワノと平田(Organic Call Vo/Gt.平田 直也)と渡井(Varrentia/Halo at 四畳半 渡井翔汰)というこの3人が揃って対談するなんてことも今まで無かったからね。
カワノ:そうですね。それもそれで緊張しましたけど。
シラハタ:時間はだんだん過ぎて、バンドも更新されていってるんだろうなというところを凄く感じるし。あの3組がまた、当日にバンドとして同じステージに出演することで、なんかグッとくる記事にもなるなあっていうことも感じるね。
🌱明くる夜の羊の今年の見どころは?🌱
シラハタ:そんな対談を踏まえ、明くる夜の羊 カワノとして当日における意気込み、今のうちに伝えておきたいこととかがあれば。
カワノ:自分としてはSkream!の対談の時も言ったんですけど、地元っていうか、明くる夜の羊が育った町なんだぜ、ここ自慢なんだぜっていうのも伝えたいですけど、やっぱり音楽っていうのはこんなに素晴らしいものなんだよっていうのを毎年やってて感じるので、自分もそれをライブで還元していきたいし、見てる人にも体感してもらいたいし。フェスっていうと身構えるっていうか、音楽好きの人が行くっていうイメージがあるんですけど、そうじゃなく、お客さんとしては気軽に遊びに来てほしい。そして遊びに来たところに素晴らしい音楽があったくらいの、なんか軽い気持ちじゃないですけど、日常の気付きみたいな風に見てもらえたら嬉しいなって思いますね。
シラハタ:そうだね。平均的にチケットも安めだし、バスも出す予定でやっているから。一概に来やすい場所ではないのかもしれないけど、まあ一回来たらね、そこにある程度の時間をかけて過ごしてもらっていって。なんだろう、出演者目当てだったり、その出演してるバンドのメンバーに用があったり、関係があったり、そういう人たちも結構数多く来て久しぶりなんていう会話をする機会が凄く多いイベントだと思うんだよね。だからある意味年一回再会できるような場所でもあるけど、やっぱり音楽を中心にそういう場所があるから凄く貴重だよね。でも言う通り、人が作ってる音楽の素晴らしさみたいなものを一日中、こう声を上げてやってるっていうことが、来てくれた人にはダイレクトに伝わる分、そこは強くメッセージとしては出したいところだよね。
カワノ:そうですね。あと、地元以外の人にも届くのかなっていうのをちょっと思いますね。県外から足を運ぶには凄い遠い場所ですし。そういう人にも、ここまで来て良かったって思えるような場所になったらいいなっていうか。
シラハタ:うん、本当そうだね。当然、自分たちの事を大事に考えてるんだろうけど、なんかイベント単位で伝えたいことがあるんだ私はって言ってるように聞こえる(笑)。
カワノ:(笑)。実行委員みたいな気持ちになりました。
シラハタ:(笑)。対談を踏まえたりとか、色々振り返ったり、周りの人間が、側にいる先輩だったり、後輩だったりがどんなことを考えているのかここ一年、それだけ色々と感じてきたことが凄く多かったから、なおさらそういう風に色々汲み取ってくれてんのかなとか、勝手に思ってたけどね。
俺も同じ気持ちなんで、そこは強くメッセージとして出したいね。
カワノ:そうですね。もう完全に今、実行委員でしたね(笑)。
シラハタ:(笑)
カワノ:バンドとして聞かれてるのに、なんかいつの間にか実行委員になってます。
シラハタ:まあ、想いっていう点ではね、アーティストも実行委員も一緒だってことが、これでよく分かった気がするね。
それでは、インタビューはここまでになります。カワノさん、ありがとうございました!
カワノ:ありがとうございました!
2023/9/9(土)「くさのねフェスティバル2023」 @千葉県佐倉草ぶえの丘
*専用シャトルバス無料運行
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※ステージ前方での観覧は別途、当日販売予定の「限定エリア入場パス」が必要です。(くさのね×サンストコラボステージを除く)詳細はこちらをご覧下さい👇
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