残り者には福がない(辛辣)。
残り者とは、婚期を逃した女性、もっと言うと、「若い」女性という特権をもぎ取られた女性には価値がないという意味だ。
これは、女性であれば誰でもほぼ無条件に男性より与えられた、若い間の性愛を起点としたあらゆる社会生活上の優遇を受けられた日々を卒業した後の、不都合な真実、レッド・ピルを飲んだ後のディストピアである。
それは、人生前半、ゆるく定義すれば20代までの無条件の楽園の果実を手放し、「それ以外」の実力で生きねばならなくなった時の女性に残された価値は、もはや男性にとっては、ほぼないに等しい。
男性と女性の価値観は火星と金星のように異なる。
某宗教が処女性を神誕生の要件に求めたということからも、男性にとっては、女性は経験人数が少なければ少ないほど良い。沢山性行為を経験し、沢山色々なDNAを多かれ少なかれ摂取した女性ほど、男性という観測者から見て、価値が逓減する。
ことにそれは、結婚市場、婚活市場を念頭に置くと、男性本能からも直感的にも、できるだけ他の遺伝子が介入していない子宮の方が価値があるのは、必然でしかない。
しかしながら、女性の本能はそうプログラムされていない。
というより、女性は、努力不要で、若きより受け身で性愛活動を享受していく。
そうした経験から男性像を構築すると、多くの女性と遊べている、女性の本能にコミットできる、上位1割の男のみを男という生き物として認識する。
そして、今日もまた上位1割のモテ男君がばらまいた大量の体液が、様々な女性の処女性を奪い続ける。
さすれば、自分以外の他の上位1割のモテ男君たちに遊ばれ、そろそろ結婚かと子宮の本来の使い方を思い出して婚活に励む「中古品」を、買い取るか否か、迷う必要があるだろうか。
下位9割の男性は、たとえある程度見栄えがするような、フェラーリやアストンマーチンやロールスロイスの10年物の中古車を頑張って購入しても、どちらか片方が死ぬまで、莫大な修理費維持費を取られ続ける人生に耐える価値があるだろうか。
見た目はそれなりに高級車だが、さんざん他の男に乗り回された故障だらけの車を、民法上の規制を受けてまで購入するぐらいなら、見た目ではなくて、25歳にもなればもうあまり変わらない内面、性格、価値観から(といってもモテない君は見分けがつかないのだが)、そして、新古車もしくはその指標となる、走行距離の少ない車、新車を目指すべきではないかと思う。
何が言いたいかと言えば、女は若いに限るし、一般的に若いほど性格も良い。
若い頃のま〇こパワーを使い切った後で、これまで磨いていた見た目で、ATM婚しようと9割の非モテ男性を対象として突撃してくるような女には、人生を壊されるほど搾取される未来しか見えない。
男は女と対峙するときは、まったくモテなくても常にモテる男として対峙する以外にはないのである。それは前述の理由からで、モテない男は男という認識にはならないからである。
そう思われた瞬間、メスの本能が発動して男搾取モードとなり、維持費修理費で人生ぶち壊しにかかる。本能の暴走である。
しかしながら、そうした本能を発動させたとしても、年齢が若く、処女性が推定的に高く、よりよい子孫が残せそうなメスであれば価値はある。
そうでない場合には、特に、勢い余って民法上の規制を受け入れた場合には、人生そのものが、搾取メスの掌の上で転がされてオワコンだ。
残り者には福がない。
それは、相手の女もそうであり、また、自分自身もそうなのである。
残った理由を問いかけ、自分を見つめれば、向き不向きの問題に今更介入することの無意味さを悟る、そんなことを都心の10月のはじまりにふと思ふ。