(2)新緑の京都旅行記 190502~190504
あじさいが見頃となっていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?さて、今回は「新緑の京都旅行記」第2編として京都旅行2日目の行程をご紹介いたします。
第1編はこちらから。
《注意》 この旅行記は私の旅の思い出を具体的に写真付きで書いたものです。かなり長いですのでご了承ください。
2日目 5月3日(金)
6時頃に起床。昨日のふくらはぎの痛みが何事もなかったかのように消え去っていた。朝風呂に入り、朝食へ。
ホテルの朝食はビュッフェ。和洋中の料理はもちろん、京料理であるおばんざいなども取り揃えている。1枚目の写真の左下は南禅寺豆腐、その右隣の料理は九条ねぎを使用しています。外国人観光客のツアー一行も当ホテルを利用されていたので、混雑していた。(15分くらい並びました)
ホテルの外見です。(撮り方が悪くてすみません)
8時過ぎ頃に出発!あの有名な世界遺産へと向かう・・・
ホテルから歩いて1分未満にある京都市営地下鉄の五条駅から烏丸線に乗る。
ブレブレでゴメンナサイ・・・
北大路駅で降りる。
北大路バスターミナルという地下にあるバスターミナルからバスに乗る。
バスの後部座席から撮影した北大路バスターミナル。ここのバスターミナル、結構効率良くて便利ですよ。
「金閣寺前」で下車。
・金の舎利殿は圧巻! 金閣寺
金閣寺の参拝時間は9時からであるが、混雑していることを見据え、8時50分頃に到着。すると・・・
!!!
想像以上の混雑!写真真ん中にある門まで列が続いている。
金閣寺の正式な名称は鹿苑寺という。 1397年(応永4年)に室町幕府の3代将軍である足利義満が建立。
拝観料は大人(高校生以上)400円・小中学生300円。
こちらは書院。
・金閣と鏡湖池
こちらが皆さんご存知の金閣(舎利殿)。写真下の池は鏡湖池(きょうこうち)と呼ばれる。写真では分かりにくいが、鏡湖池に金閣が映し出されている。
金閣といえばよく写真で見るが、実際に行って実物を見た時の感動は別格!
金閣の上の鳳凰。
こちらは横から。
・義満公お手植えの盆栽 陸舟の松
境内を歩いていると、何やら趣きのある植えものが。陸舟の松(りくしゅうのまつ)と呼ばれ、もともとは足利義満公の盆栽で、これを植え替えてこのような形に仕立てたもの。樹齢はなんと約600年!
近くで見る金閣は迫力が凄い!
こちらは銀河泉(ぎんがせん)と呼ばれ、義満公が飲み水として使われていた水。
また、こちらは巌下水(がんかすい)と呼ばれ、義満公がお手洗いの水として使われていた。
こちらの垣は金閣寺垣と呼ばれている。第1編をご覧いただいた方はご存知ですが、銀閣寺には銀閣寺垣がありましたね。
・龍門の瀧と鯉魚石
鯉が滝を登ると龍になるという故事があり、滝の下にある石は鯉を表している。
じーーっと見ていると鯉に見えてきた。
光が透ける青もみじ。
・安民沢と白蛇の塚
こちらの池が安民沢。写真真ん中にある石塔が白蛇の塚。金閣寺建立前、ここは西園寺家の別荘で、西園寺家の守り神とされる白蛇の塚が現存している。
・後水尾天皇に献茶されたといわれている茶席 夕佳亭
夕佳亭(せっかてい)はこの茶室から夕方に見る夕日と金閣が佳いということから名づけられた。写真中央にある柱は当時、貴重であった南天の木を使用している。
こちらは8代将軍である義政公遺愛の手洗鉢。
苔と垣。
約50分ほどで、一通り見終わった。ご覧いただければ分かるように、金閣以外にも見どころは沢山!
金閣寺 http://www.shokoku-ji.jp/k_about.html
疲れたので金閣寺を出たところのベンチで少し休憩。
金閣寺前からバスで北野白梅町へ。
京福電鉄[通称:嵐電(らんでん)]という路面電車に乗車。
ここで、嵐電について少し解説。
Google Earthより
嵐電は嵐山本線と北野線の2路線があります。嵐山本線は嵐山~四条大宮間、北野線は帷子ノ辻(かたびらのつじ)~北野白梅町間を結んでいます。運賃は全区間均一で、大人220円・こども110円です。洛西の観光に欠かせない路面電車です!
ということで、まずは北野線で帷子ノ辻まで。
ここで、嵐山本線に乗り換える。
案内表示盤で面白いところが!
!! 壱、弐、参、肆、伍、陸、漆、捌、玖、拾、拾壱、拾弐。
なかなか興味深い。
レトロな車両が到着!嵐山まで向かう。
嵐山に到着。ブレブレですが車内はこんな感じ。
昼食場所に向かい、桂川方向に向かうと、
渡月橋(とげつきょう)が!
「嵐山 よしむら」という、旅行ガイドブックにも載っているそば屋へ。ここは川を見ながら食事できる有名な店!並ぶことは覚悟しておいた方がいいかも。
このような感じ。
天ざる膳をいただいた。そば・天ぷら・ソバの実のちりめんご飯・京のつけものの4品が入った一品!とてもおすすめ!
嵐山 よしむら http://yoshimura-gr.com
・自然が豊かな世界遺産! 天龍寺
ツツジが綺麗~
天龍寺は1339年(暦応2年)、足利尊氏が創建。
拝観料・・・庭園 大人(高校生以上)500円 小中学生300円
諸堂 庭園拝観料に300円追加
諸堂に入堂。
中に入ると達磨図が出迎える。
良い感じに自然と歴史が調和している。
方丈は撮影が出来る。
天龍寺は後醍醐天皇の菩提を弔うため、足利尊氏が建立。
後醍醐天皇の姿が中央にお見え。
方丈の廊下。
こちらの池は曹源池(そうげんち)。
雲龍の襖絵。粋ですね~
ここに住んでみたい(笑)
方丈を出たところに藤が咲いていた。
中央の円に硬貨が入ると縁起があるそう。挑戦してみたが入らなかった・・・
花が大きい・・・
天龍寺は写真ではお伝えしきれなかったが、自然が豊かで雲龍は見応えがあり、是非おすすめ。
天龍寺 http://www.tenryuji.com/
・空気が爽やかで涼しい! 竹林の道
「天龍寺の北門を抜けるとそこは竹林であった」
テレビやCMでお馴染み!竹林に入る前は少し暑かったが、竹林に入ると一変!涼しくて爽快。
竹の高さがかなり高い。
タ、タケノコ!
全長は約200メートル。
こんなに竹の本数が多いので手入れはきっと大変・・・
最後に油彩風モードで撮影~
情緒あふれる嵐山の町並み。渡月橋方面に向かう。
・桂川にかかる木製の橋はレトロで風情満点! 渡月橋
こちらが渡月橋(とげつきょう)。
半年前にも嵐山を訪れたのだが、時間がなくて渡月橋に来れなかったという苦い思いもあったが、今回来れて良かった~ (京都旅行はしっかりと計画を立ててから観光することをおすすめします)
菜の花と一緒に。 後ろの緑の山々も良いね~
渡月橋は、平安時代に僧の道昌が架けたのが始まりとされ、亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る」述べ、渡月橋と名付けられた。現在の橋は1934年(昭和9年)に完成。
渡月橋の上から。
全長は155メートル。風情に心を打たれながら歩くとあっという間に対岸へ。
帰りは阪急電車に乗る。
マルーン色の車体が良いですね~ (実は私は鉄道好きで)
阪急嵐山線で桂まで来て京都本線に乗り換え。
まだ15時前でこの後時間が余っているので、電車に揺られて旅行ガイドブックを見ながら次の目的地を決めた。次の目的地は・・・
阪急の終着駅である河原町に到着。
歩いて京阪電車の祇園四条駅へ。前日も見た南座も映っている。
ヘッドマークを見て、「あ、もう平成ではないのか」と思う。
七条駅で降りる。
え!? 初めて見たような光景。
・会いたい人の顔が必ず見つかる! 三十三間堂
やって来たのは三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)。
三十三間堂は、1165年(長寛2年)、後白河上皇が平清盛に資材協力を命じ、建立したのが始まり。
この名前の由来は、本堂の柱間が33面あることに由来。
拝観料 大人600円 高校生・中学生400円 子供300円
本堂の長さは約118メートル。日本一長いお堂です!
このお堂の中に、1001体の観音像と風神・雷神像、二十八部衆像がある。
中は撮影禁止のため、写真はありません。(調べれば出てきます)
1001体もの観音像(合計1031体)がこのお堂の中に収められていると聞くと、すごいですよね。
実際に見てみると、どの観音像も、顔が違うことに気づく。
「会いたい人の顔が必ず見つかる」と言われている。
私は相撲好きだが、ここだけの話、横綱の鶴竜関に似ている観音像も発見。
1001体の観音像、そして風神・雷神像、二十八部衆像はどれもそしてとても圧巻だった。
ツツジも綺麗だった。
三十三間堂 http://www.sanjusangendo.jp/
京阪電車でホテルがある清水五条まで。
鴨川。
その名の通り、鴨が泳いでいた。
夕食は「酒楽 天」というお店で。
焼肉定食をいただいた。
ホテルに到着!この日も足の疲れが凄かった。
旅の思い出を振り返りながらの風呂はとても気持ち良かった。
2日目の行程は以上です!長くなってしまい、すみません。
お読みいただきましてありがとうございます。この記事を読んで「京都に行きたいな!」と思った方、是非ハートマークの「スキ」を押していただけると幸いです!
第3編はこちらから