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ジャンプのボクシング漫画第十五話🥊
掲載順位は後ろから2番目。
ここから奇蹟的に巻き返すとなればるろうに剣心のようになるが、ラスボスが現れたのであと数話と言ったところだろう。
残念だが仕方がない。
これまでのジャンプだったら10週打ち切りで終わらせていた筈だが、今現在コミックスに例えたら2冊分の刊行まで許して貰える。
基本的に今のジャンプはその20週の話数で話を作らせているのが分かる。
もしも4話目辺りでアンケート中位だったらストーリーの組み替えを行なっていたことだろう。
一年掲載し続けるのも奇蹟と言ったところか。
アンケートトップは大体コミックスも売れ続けている化け物級なので生き残り競争には擦りもしないのだろうから新人達は中位〜底辺で相食んでいる。
5年位前だったら長期掲載陣が仮令アンケート底辺になってもコミックスが売れ続けていたことから殆どが打ち切られることなく新人が出る隙もなくなってしまっていた。
繰り返すがジャンプはそうした長期掲載陣を一斉に終わらせることによって新陳代謝を行ったのである。
さて、新人とは言ってもこのドリトライの作者は以前ジャンプでコミックス2巻分の掲載をして貰ったことがあったようだ。
既に新人ではない。
今回も残念ながら2巻分で終わるのだろう。
その時は多分本誌では描かせてもらうことなく相撲で言うところの十両に当たるジャンププラスで次回があれば描いて行くことになるのだろうと思われる。
その先のことなんて分からないし、どんなのが売れるのかさえ分からないのである。
忍者と極道を描いている人も嘗てはジャンプで2作品描いて来たが、それもギャグとスポーツものの2種類だったが余りヒットすることなくジャンプを去ったがその後のその漫画が大ウケとなったのだから世の中やっぱりどうなるか分からないのである。
もしもストーリーの組み替えを行ったらどうなっていたろうか。
前にも言ったが、この場合だと父に会う前に間にチーム対抗戦を入れたことだろう。
ドリトライにも仲間の片鱗を見たが今回の話の旅では出て来ない。
しかしステップアップが凄い。
街の喧嘩→プロ昇格試験→プロ初試合→難敵→元全日本王者
と、書いたが考えてみればジャンプセオリーそのものでこの難敵の中に対抗戦を入れたりして間延びさせるのである。
どんなヒット作であっても20週ルート前提で描き終えるように描いてあったのだろうと窺えてしまう。
と、書いてきたがコミックスが出るという。
良かったね、と言おう。
ジャンプは読切しか描かせて貰えない以外はほぼ必ずと言って良い程コミックスを出して貰える。
1巻ということで少なくとも2巻は出ると言った所か。
因みに、ブラッククローバーがGIGAに移籍連載することになった。
もうじき終わるであろうドリトライを他所に銀魂方式でコミックスを出すまで、終わらせるまで連載に猶予を持たせて貰える。
ドリトライは後ろから2番目と書いたが一番後ろは一ノ瀬家の大罪である。
タコピーの原罪は衝撃を与えたのに週刊連載になってから今一アンケート人気は覚束ない。
しかしコミックスは売れているらしいので打ち切りにはなってないようだ。
明らかにタコピーの貯金があってのことだろう。