ジャンプのMMA漫画第四話🤼
補助輪の3話連続サービスを越えて愈々自力で頑張らねばならぬ時が来た。
前回、「最強の兄」の到来と書いたが、どうも長く連載をやる上ではこの登場はジャギを髣髴とさせる。
長期とは言っても単行本分の分量を考えればどこかで行衛不明の兄を攻略しなければ先に進めないというものだろう。
最強の兄かと思ったら噛ませ犬確定である。
仮にこの兄に負けてもどこかで再戦するという余韻を残しそうではあるが、アンケート至上主義のジャンプはそんな余裕を待っていられない。
しかも動画撮影で有名になろうとはどこかの人っぽい。
色々条件が揃って主人公が本格的にMMAの世界へと参戦していく手筈が整った。
火ノ丸相撲でもあったよね。
兄弟同士が相撲を取るというもので。
この時は先を行っていた兄に負けたが、今回ではどうなるか。
選択肢は一つしかない。
この兄を攻略する場合において、単行本一巻分は使うのだろう。
4話目だが余り怠い展開となると読者は飽きてくる。
相撲は一瞬で勝負が決まるとはいえ、何週にも亘って取組を行っていたのだから火ノ丸相撲はそこそこの人気でも掲載順位は後ろの方だった。
いつ打ち切られるか冷や冷やしていたが、作品自体は前篇と後篇に分かれてて後篇のプロ篇はある意味余剰だったのである。
“少年”ジャンプなのでプロの世界に踏み込ませたとは言え火ノ丸を未成年にする必要があった。
しかし成人の規定が18歳となってしまったので高校生なら猶予はあろうがかなりシビアな作品作りをせねばならなくなる。
今回のアスミカケルの主人公の年齢は一応16歳の高校2年生ではあるものの、猶予は2年しかないと考えるべき。
長く見ても漫画の寿命として2年が限度だろう。
そもそも高校を卒業したらもう少年ですらないのだ。
大人になってしまったら誰も共感はしない。
しかし高校生家族ではおっさんが高校生をやっていたからみんな共感し始めてしまった。
キルアオもアラサー(フォー)中年が中学生となって学校に通い始めてるがこれはこれでやっぱりアリなのだろう。
サカモトデイズも主役は家庭のある大人だが、周りが未成年者で固まっているのでこれも一応OKなのだろう。暗殺学校にも通っていたし。
話は変わるが、ロボコが3周年を迎えたようである。
ペースは遅いものの学年が繰り上がっているので小学校を卒業するところまでいくのだろう。
連載初期と比べて主役達の背丈も伸びていることに注目されたし。
未来アルバムには何かしらの異変を写し出しているが、そこまで辿り着けるのだろうか。
まじかる☆タルるートくんでは主役達は小学生であったが中学に進学した途端に人気も衰えフェードアウトしてしまった。
多分、アスミカケルは10週打ち切りというものにはならないとは思うが。
新連載のカラー扉絵では多くの人数が描かれていたがちゃんと彼らも出て来るのだろうなと思った。